Scribble at 2025-12-01 16:35:43 Last modified: unmodified
このところ、個人のブログだろうと大手のメディアだろうと、スマートフォンのブラウザで全画面表示される広告がやたらと増えてきた。まだ右上に固定位置のように「閉じる」ボタンがあるからマシだが、逆に言えば固定の位置に「閉じる」ボタンがあるせいで、誰も彼もが反射的に右上をタップするのだから、こんな広告に意味はないだろう。もちろん大手の旧態依然とした広告代理店を擁護するつもりは全く無いけれど、電通や博報堂の人々にしてみれば、こんなものは「広告」とは言えないと感じる業界人が、いまでも多いと思いたいところだが、さてどうであろうか。ただ、電通の関西支社がフェスティバルタワー・ウェストへ移転してから電通に一度も行ったことがないし、いまどきの広告人がどういうものなのか、もう僕も若手の感性なんて直に対話して知る機会がなくなってしまっている。
僕は、広告を自分のサイトで使ったことが一度もないからこそ言うのだが、個人であろうと自分のサイトで表示していいる広告の内容に法的な責任を問われていいと思うんだよね。きみたちが、無料でブログをホスティングしてもらってる代償として勝手に表示するがままに任せてるだけだと思っていても、アクセスしてくる人々は君たちが数々のこれら愚劣な広告を自ら掲げていると見做すわけであって、だからこそ何かあればホスティングの運営者ではなく君たちに文句を言うわけだ。どれほど天下国家を語るようなブログであろうと、そこに表示される広告と言えば、佐藤浩市の画像を勝手に使ってチンコがデカくなる薬の宣伝だとか、あるいは坂道アイドルの画像を使った FX やインチキ投資の宣伝だとか、こんなものを他人様に見せてることに少しは疑問を感じたらどうなのかと言わざるをえないね。いまや若者の多くは既成事実であるかのように、こういう広告を華麗にスルーしてタップしていくわけだが、それもそれでどうなのかと思う。僕はそういう若者の感覚なんてぜんぜん感心しない。やってることは実験動物かロボットにしか見えないし、そういうことは、なんだかんだ言っても若者とか年寄とか世代の問題ではなく、知性に欠ける凡人がどう振る舞っているかの問題にすぎまい。昆虫が歩く程度のことに、何を感心することがあろうか。