Scribble at 2025-01-10 17:36:33 Last modified: 2025-01-10 17:51:01
あと半年くらいで新しいパソコンを購入する予定だ。初代の、登場したばかりの RTX 2060 6 GB というグラフィック・カードでは、そろそろ Adobe のアプリケーションが正常に起動しなくなることがあるし(まぁ生成 AI を動かしたりしてるからだろうけど)、グラフィックスの性能が貧弱だと同時に作業するにも困る。Stable Diffusion で研修教材の挿絵とかを生成してると、もうそれだけで同時に立ち上げた 3D ペイントがフリーズしたりするからだ。生成 AI を使っていても Photoshop CC 2025 が使えるくらいの余裕はほしい。でも、たぶん Adobe のアプリケーションは、いま使っているこのマシンで使い続けるだろう。
一つの理由は明白だ。今年の4月に会社の本社がレンタル・オフィスへ引っ越す関係で、レンタル・オフィスでは独立した社内ネットワークが組めなくなるため、これまでは会社で利用している Dropbox のファイルを会社のパソコンでダウンロードして NAS に「逆バックアップ」していたのだが、これはできなくなる。よって、僕の自宅で外付け HDD に Dropbox からダウンロードしてバックアップする予定だ(これは、僕が使っているファイルに限ったことではない)。要するに自腹でそれなりの電気料金を使っているのだから、最新のマシンを業務に割り当てるなんてことは手当が月額で1万円ていどは出ないとお断りである。いま使っているマシンでも業務に大きな支障はないので、今年の夏頃に購入する新しいマシンと KVM で切り替えながら使えばいい。
そして二つめの理由は、新しく買うマシンはほぼ生成 AI の専用マシンとして使いたいので、邪魔なものはことごとく削りたいからである。仕事のファイルや Adobe のアプリは、生成 AI を動かす環境に必要ない。よって、既に書いたように仕事のファイルが入っている Dropbox の同期フォルダは、外付け HDD 全体を Dropbox 専用のドライブにして、そこへ移した。新しいマシンから仕事のファイルへアクセスする意味はないから、そのままぶら下げておけばいいだろう。共有ドライブにする必要すらない(そもそも、そんな用途で外付けにするなら、NAS にしたほうがいい)。
ちなみに、次に購入する予定のマシンは、上記の RTX 4070 12 GB を積んだ組み方で価格が安くなるのを期待するか、あるいは今月の末に市場へ現れる RTX 5070 12 GB を積んだモデルを購入するかの選択になると思う。そもそも、RTX 5070 は価格設定が RTX 4070 と殆ど変わらない10万円くらいらしいので、RTX 4070 が割安にならないなら RTX 5070 を避けて RTX 4070 を買う意味はない。おおよそ5万円くらい、つまり上のような組み方のパソコンが20万円を切るかどうかくらいまで安くならないなら、RTX 5070 を積んだ25万円のモデルを買うほうがいいだろうと思う。だって、RTX 5070 って RTX 50 番台の最低スペック機器なのに、これですら RTX 40 番台の最高スペック機器である RTX 4090(おおよそ40万円前後する)のパフォーマンスに匹敵すると言われてるのだから、それに加えて RTX 4070 と価格帯が同じのままであれば、選択の余地はないだろう。