2022年05月25日に初出の投稿

Last modified: 2022-05-25

プラスチック製品メーカー「天馬」(東京)によるベトナム公務員への贈賄事件で、東京地検特捜部に在宅起訴された同社前社長・藤野兼人被告(69)らが賄賂を提供したとの報告を一部役員にとどめるため、報告書を二重作成していたことが関係者の話でわかった。賄賂の提供にあたり、商取引を偽装しようとしていたことも判明。特捜部は、藤野被告らが複数の手段で不正の隠蔽を図ったとみている。

指3本立てるベトナム税務職員、現金30億ドン入った菓子箱渡す…天馬が「裏報告書」作成

ふむ。我が家は天馬の「Prexy B4 (L) 32x42x21」というケースを書籍の収納用として50個くらい持ってるんだけど、ひとまず cancel culture としてボイコットする予定はない。

この手の収納ケースというのは、実はメーカーによってサイズが微妙に違っている。なので、違うメーカーのケースに替えるなんて言ったところで、既に持っているケースと並べたり積み重ねたりする汎用性なんて全くないのだ。このあたりは JIS でどうにかならんのかと思うが、業界の産業規格として規制を拒んでいる現状からすれば、サイズを規格で統一してしまうと困る業界なんだろう。

こういうことをしないと現地で工場を運営できない国であれば、建前としては日本の企業は撤退するべきである。それで日本の製品が国内で生産するせいで高くなれば、それは国内で買えるように国内の企業で働く者も在籍している会社に賃金の昇給を訴えるのが筋だ。そして、そうすることでコストが安くても海外から投資をうけられなくなった後進国が貧しくなっても、そんなことは知ったことではない。豊かになりたければ自国の不正を自分たちで正して、いわば「身綺麗」になってからグローバル経済に参加しろという話である。そもそも、経済学というのは昔から労働やコストにまつわるモラルの話がセットなので、ゴロツキを社会から排除できない国に最適化することが〈良い〉とされる経済理論なんてないのだ。まぁ、三流物書きの語る「リアリズム」の世界ではどうだか知らんがね。

ちなみに、僕はベトナム人という特定の人々を「ゴロツキ」と言っているわけではない。なんだかんだ言っても、いま述べたようなグローバル経済にアメリカのご意向もあって忍び込んでるだけの「日本」とかいう国の方が悪質だろう。上の記事は、その証左の一つでもある。まぁそうは言っても、「身綺麗」な国なんてどこにあるのやら。

  1. もっと新しいノート <<
  2. >> もっと古いノート

冒頭に戻る


※ 以下の SNS 共有ボタンは JavaScript を使っておらず、ボタンを押すまでは SNS サイトと全く通信しません。

Twitter Facebook