Scribble at 2025-06-05 09:22:04 Last modified: unmodified
そろそろ Raspberry Pi Zero W、いや寧ろ標準的でないコンピューティング環境を運用するのは限界かなと思う。Kali Linux を入れようとしたときにも感じたことなのだが、こういう例外的で、ウェブ・アプリケーションのエンジニアとしてはぜんぜん参考にならない環境で Linux を運用しても、あまり汎用性のあるスキルが身につかない。そもそもサーバ用途で Debian 系列を選ぶことじたいが趣味的なことであり、RedHat 系列か UNIX を選ぶのが一般的だし、それらに共通の LPIC みたいな体系の習得に役立つとは言っても、やはり無駄なノウハウを身に着けないと使えないわけなので、標準的な知識やスキルを身につけるなら、ましてやウェブ・アプリケーションを稼働させるサーバのエンジニアになるなら、どう考えても Debian 系列の OS を敢えて選んで習得する必要はないし、寧ろ余計なノウハウまで覚える無駄が多い。しかも Raspberry Pi となれば、ハードウェアからする制約も多いし、OS やパッケージの更新も頻繁ではないという欠点もある。
そして更に、僕が運用している Zero W は32ビットのボードであるから、既に現行のソフトウェアが色々と対応しなくなっている。さきほども、改めて OSSEC の勉強をしようとしてソース・コードから入れようとしたのだが、エラーだらけでどうにもならない。もちろん、現代の OS なんて2006年というから20年近く前には、とっくに64ビットが主流となっていたわけであって、いまどき Raspberry Pi の主目的であるコンピュータ遊びだとか、特殊な組み込み系の開発でもしない限り、無理に32ビットの OS を趣味ですら使うなんて人はいないわけである。
ということで、予算としてさほど負担にならないなら、自宅で玩具を増やすのは止めて AWS のインスタンスを運用する方が手軽だし、使うときだけインスタンスを立ち上げたらいい(さくらインターネットなどとは違って、AWS はインスタンスを起動している時間で課金されるので、インスタンスを作っただけで課金されたりしない)。