Scribble at 2026-01-14 07:29:35 Last modified: 2026-01-14 11:26:23

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新スタンダードであるClassic-SはHHKBの入門機、そして歴戦のユーザーの買い換えにもふさわしい実力と背景を備えた製品といえるだろう。

「HHKB Classic Type-S」が示す“新スタンダード”の正体 有線専用モデルを投入した理由

平均価格が1億円を超えるような家にローンを組めて平気で住んでるような都内の人間にとっては、3万円を超えるキーボードでも「入門機」として紹介できるのだろうけど、20年以上も前から HHKB の Lite シリーズ(当時の価格で7,000円ていど)も使ってきた者としては、とてもそんな感覚には同意できないね。もちろん、Ctrl キーの配置などには愛着があって、いまでも自宅では2台の HHKB でパソコンを扱っているけれど、別に他のキーボードを使えと言われれば使うし(そもそも本当の「プロの UNIX エンジニア」がキーボードの選り好みなんてするわけないんであって、それは設計者が一部の有名エンジニアとしか交友関係のなかった金持ち東大教授だからだろう)、なんなら JIS 配列のキーボードだって使える。ただし、JIS 配列のカナ入力なんて、いまどき誰も使ってないというのに、あれをいまだに「日本語配列」と言い続けている欺瞞は何なのだろう。真の「日本語配列」は、僕のようなプロの OASYS オペレータだった者にとっては NICOLA 配列しかないね。

ということで、もしキーボードを買い替えるとしたら、HHKB は値段としても出費に値するほどのキーボードだとは思えないし、それからキー配列や打鍵感としてもさほど固執するつもりはないので、たぶんもっと安いものを買うだろう。だいたい、HHKB を使う前は日本橋の Sofmap でワゴン販売されていた IBM の IBM 89P8300 (SK-8820) という104キー(PS/2)のキーボードを900円くらいで買って使っていたのだ(Enter キーだけが紫のやつだ)。昔は安くて良いキーボードが多かったから、これらはいまでもビンテージの名機として取り引きされている。これも、当時は安い量産品ではあったが、カウボーイにとっての「鞍」と言えば「鞍」だ。

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