Scribble at 2025-05-24 23:47:04 Last modified: unmodified

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中華人民共和国は「支那」と呼ぶのが正しい

信夫くんの議論は基本的に正しいようにも思うが、些末な皮肉や当てつけが散りばめられていて論旨が筋として通っていない(僕の文章にも同じような傾向はあると思うので、自戒もあって指摘している)。ただ、「支那」という漢字表記に歴史的な手垢がついており、凡人というのは日本国であろうと中華人民共和国であろうと無知無教養な人間は同じように自分の経験や感情を相対化する術も理由もインセンティブもないので、恐らくは回収不能な議論になってしまうであろう。したがって、現実的にはコメントを書いている Yuzo Seo 氏のスタンスが適切に思える。つまり、"China" というつもりで「支那」と言っているだけだが、その表記が歴史的な事情として差別を想起させるような中国人がいるというのであれば、「シナ」と表記すればよいということだ。

そもそも、中華人民共和国を「支那」と表記しても差別と関係がないなんて議論は、僕は左翼高校生だった頃から呉智英氏の文章を読んでいたので、既に40年前の進学校に在籍しているていどの高校生にとっては常識的な素養だったはずで、今頃になっても同じ議論を続けなくてはいけないのであるから、その理由は二つに一つである。つまり (1) 日本人どころか大半の中国人にとっても、実はどうでもよい話題でしかないか、あるいは (2) この話題は、政治的な効果を狙った「反日カード」として意図的に利用している連中の外交的な武器なので、誰が何を言おうと事態が収束するわけがないかのどちらかということである。

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