Scribble at 2023-01-17 11:33:06 Last modified: 2023-01-18 12:44:50

当社では長らくファイル・サーバを使ってきた。複合機でスキャンしたりファクシミリを受信すると、このファイル・サーバへ転送されて、ファイル・サーバにある Dropbox のフォルダからクラウド側へアップロードされるため、会社の複合機で受信したファクシミリを社員が自宅や出先で読んだり(まぁ読んで意味のある文書など年に1通すらないが)、紙の文書を PDF として変換したファイルが Dropbox へ保管される。ところが、もう10年近くの運用となるため、RAID5 で組んでいる HDD の1台が故障して音を出すようになったので、そろそろ退役である。交換用の HDD も正規品が既に製造されておらず、OS も Windows Storage Server 2013 と、えらく古い。ということで、代わりの NAS を購入したので、これをセットアップするために、本日は出社している(会社の近くにある病院で健康診断を受けたという別の事情もある)。

それとは別件で、退職したディレクターが使っていた MacBook Pro が初期化されて戻ってきた。もう最近では Mac しか使えないなんてディレクターの方が珍しいとは思うが、6,7年前まではそういう人もたくさんいた。要は、ウェブのディレクターと名乗る人々の半分はデザイナー上がりだからである。もう半分は、何の知識もない別業界の営業だったりするわけだが、こんなのは論外だ。僕のような人材がこんなクズどもに言及して何かを論じる必要すらない。

さてしかし、この初期化された MacBook Pro が難物であった。NAS のセットアップが本日のタスクなので、何度か Mac のクリーン・インストールを試して諦めたのだけれど、Intel コアの MacBook Pro であるから、電源ボタンを押してから Command + R でインストールを始めようとしたら、「ネットワークの選択」という画面になって、会社の無線 LAN を選んでパスフレーズを入力しても全く通らないのである。会社から貸与されているモバイル・ルータでも試そうかと思ったが、あいにく持ってきていないので、これは自宅に持ち帰って自宅の Wi-Fi でも試してみる他にない。もしかすると、2016年のモデルであるから、ネットワーク・カードもおかしくなってる可能性はある。スペックとしては十分に使えそうなマシンではあるけれど、経年劣化には勝てないということか。

[追記] このたび購入した I-O DATA のHDL2-AAX2 (1TB x 2)は、共有フォルダの作成と複合機からのファイル転送は問題なく終わった。だが、オプションの Dropbox の設定は少し時間がかかりそうだ。あと、ログが保存されている "LAN DISK Log" というフォルダに管理ユーザで全くアクセスできないという異常事態が起きていて、Dropbox へのアクセスで何がおかしいのか調べようがないという状況だ。あと、ホスト名でアクセスするか IP アドレスでアクセスするかによってアクセスできる範囲や権限が変わってしまうという変な現象も起きている。

[自宅での追記] さきほど退社して自宅に戻ってから MacBook Pro のセットアップをしている。自宅で業務用のモバイル・ルータへ接続すると問題なかった。会社の NEC の無線 LAN って、実際のところ電波が不安定だし届いていないんじゃないか。複合機に印刷してもデータが届かないことがあるのは、子機を金属製のキャビネットに設置して干渉を受けてるとかなんとか事務機屋が言ってたけど、本当かなぁ。どうもいまだに無線 LAN というのは、まともなネットワークのパフォーマンスを安定的に維持できないクズ規格だとしか思えないんだよな。いくら民生品とは違うレベルの部品を使っているとはいえ、よくこんな無線なんてもんを軍事用に使ってるものだと感心するわ。

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