Scribble at 2026-03-08 07:42:08 Last modified: 2026-03-08 07:45:23

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ウェブ会議でプレゼン、Powerpointにスクリーンを全部占領されるのがツラい人に送るシンプルなコツ

プレゼンテーションというものは、もちろんいろいろな目的だとか用途があるのだから、一つのやり方や用途だけが正しいとか、その場で唯一の選択肢であるとは、一概に言えないものだ。したがって、上の記事で議論されているような状況は、少なくとも弊社では殆どお目にかからないものなので、かなり強い違和感があるけれど、これはこれでプレゼンとコラボレーションとブレイン・ストーミングの区別がついていない(あるいは区別しない)会社があってもいい。でも、たとえば弊社で僕らが普段からやってる経営会議や決算会議といった会議では、会社法という法令で議事の正確な記録を残す責任があったりするので、プレゼンの発表資料を他人が編集するなんてことはありえない話だ。

ただ、そういう事情はあるけれど、僕が困惑させられるのは別のことだ。

弊社では、通常だと半年に一度の頻度で決算会議を開いている。期首には年度会議という体裁にもなるので、"annual meeting" というか、自然な英語の表現だと "all-hands" と言ったほうがいいのか、そういう会議を土曜日に(もちろん休日出勤扱いで)開く。ここ数年は、東京の支社から人を集めるコストの削減もできるため、Zoom で会議となることが多い。すると、こういう機会に限らず、他の会議などでも感じることなのだが、何人かを除いた発表者のほとんどが、Zoom の「画面共有」を利用して資料を示すときに、PDF だろうと Excel だろうと画面をフルスクリーン・モードで表示しようとしないんだよね。デザインの事業部ですらそうなのだ。これには、やや唖然とさせられる。社内の発表だから気にしていないのかもしれないが、これ Zoom や Teams や Adobe Reader とかを使って、営業プレゼンとか、あるいはウェブ制作でもコンペとかでプレゼンするときに、おんなじことをやってるんだろうかと不安になる。そして、多くの人たちが、他の状況でも Zoom の画面共有に限らず PDF や Excel の扱いですら四苦八苦しているところを見ると、フルスクリーン・モードを使わない理由として、次のようなことが考えられる。

(1) 資料を表示する Adobe Reader や Excel でフルスクリーン・モードにする方法がわからない。

(2) フルスクリーン・モードからの復帰方法がわからない。

(3) Zoom の画面共有で、フルスクリーン・モードのプロセスにフォーカスする方法がわからない。

特に、フルスクリーン・モードからの復帰方法(たいていのアプリケーションでは【Esc】キーを叩くだけなのだが)がわからなければ、発表が終わった後に次の人へ引継ぎするのに戸惑うこととなる。これを避けたいという気持ちはわかる。僕も、初めて iPad で Zoom へ参加したときに、もちろん iPad に【Esc】キーなんてないのだから、どうやって復帰させるのか困ったものだった(要するにプロセスを落とすのが一番だ)。でも、こんなことは事前に調べたらわかることだし、そもそも事前に予行演習とか操作手順の確認とかしないんだろうか。これ、サラリーマンとして人前で発表する機会がある職能の人なら、新卒の頃に教わるような話だと思うのだが。Zoom なんて、フリー・プランで使っていても、自分だけが参加できるダミーのミーティングを自由に開始して、そこで「画面共有」する予行訓練なんていくらでもできる。Adobe Reader や PowerPoint など、自分のパソコンで使うアプリケーションでフルスクリーン・モードにする予行練習なら、なにをかいわんやであろう。要するに、準備が必要だと考え、そして必要なら準備をさっさとやるというだけのことである。毎回の繰り返しでウンザリする人もいるとは思うが、ここでも林 修氏の名言、「いつやるか? いまでしょう!」ということでしかない。これを、たかが受験勉強のスローガンだと侮るのも自由だが、たいていの人は、その「たかが受験勉強」のスローガンすら堅実に実行できないからこそ、どこの大学へ行くかはともかく、堅実に成果を上げられないのではないのか?

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