Scribble at 2024-09-20 13:11:04 Last modified: 2024-09-20 13:12:22

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「国際感覚」なるものを子供に習得させたいと口先で言う親は、特に都内の左翼とかには多いわけだけど、実際には日本なんていう辺境国家で雛鳥のように NHK などが伝える「海外ニュース」なんてものを子供に観せているだけでは無意味どころか逆効果だ。なぜなら、日本人あるいは中途半端な海外経験しかない帰国子女ていどが編集に参加しているような番組を観せたところでは、それは明らかに日本人向けにアレンジされた田舎の役場放送みたいなものだからだ。

ということなので、子供に「国際感覚」とやらを身に着けさせたいなら、どう考えても海外のメディアを観せることが一番である。そして、その事情が生活感覚としてよくわからない筈だから、その欠落を補うようなホーム・ステイなり留学なりを勧めたら良い。漫然と「語学」なんていう理由で半年や1年ほど行ったところで、そういう「留学経験」をもつ膨大な数の無能が日本にいる事実を見れば分かるように、そんなことをしても役には立たない。

海外のメディアを観ると、日本との差は歴然としている。上記は、さきほどスクリーンショットを保存した ABC News のトップ・ページだ。日本なら、たぶん大谷翔平の記事が大きく扱われているだろうが、アメリカではそんなことは殆ど考えられない。号外のような特報すら出ないだろう。なぜなら、第一にアメリカでは野球というスポーツはアメリカン・フットボールやバスケット・ボールに対して3番目くらいのメジャー・スポーツであり、他の競技に比べて特別扱いするようなものではないからだ。そして第二に、スポーツそのものが新聞の話題としては特別扱いするようなものではないからである。どう考えても政治や経済の方が優先であり、そこはアメリカのジャーナリズムは一定の節度を保っている。そして、この ABC News のサイトを観ると更に驚くべきことだったのだが、日本では殆ど知られていない Sabrina Carpenter がどうしたという芸能の矮小なネタや M&M チョコレートの新しいフレーバーが登場したという極め付きの些事よりも大谷翔平の 50/50 の扱いが小さいのである。これが現実なのだ。

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