Scribble at 2024-11-01 10:47:51 Last modified: 2024-11-03 08:38:49

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リーダーを使用すると、ナビゲーションメニューなどの気をそらすものを非表示にできます。長いページには概要と目次が含まれます。

iPhoneのSafariで記事を読んでいるときに気をそらすものを非表示にする

iPhone では Safari がメインのブラウザになっていて、ウェブ・ページのコンテンツが任意に削られてしまう「リーダー」を使っていないのだけれど、iOS 18 になって Safari に搭載された「気をそらすものを非表示にする」という機能は、非常に強力で気に入っている。いわば Apple が公式に広告ブロッカーをサポートしているようなものだから、サイトの運営側は文句を言っているだけではなく現実的な対処が必要だろう。

一例として GIGAZINE のトップ・ページで「気をそらすもの」を非表示にした様子を上に紹介する。左がもとのページで、右が広告などを非表示にしたページだ。このところ、やたらと「一人だとすぐ寝る人はどうのこうの」というサプリか何かの広告が多くて、いいかげんに広告にはうんざりしていたから、ちょうど良かった。

この機能はページごとに適用されて、消した箇所も Cookie だか何かに記憶されるようだ。なので、再び同じページへアクセスすると、同じ要素が非表示になる。なので、ページごとに広告、あるいは下らないビジュアル要素を非表示に設定しないといけないが、やると劇的な効果がある。

ただし、既にサイト側でも対応策を練っているらしく、読売新聞のサイトなどは広告を消そうとすると他のコンテンツも巻き込んでしまうようになっている。また、Yahoo! ニュースのページでは、フッタに固定される広告を「気をそらすもの」として指定しようとすると、すぐに消えてしまうのでターゲットにできないという振る舞い方をする。

[追記:2024-11-03] それから、広告などを非表示にする規則性が厳格すぎるので、融通が利かないという問題はある。この機能では、おそらく非表示に指定すると HTML 要素の ID などユニークな条件で要素を記録しているため、別のページを表示すると同じ箇所にある広告が出てしまうし、いったん非表示にしたページでも表示し直したり、あるいは別の日にアクセスすると再び広告が表示されてしまう。ということは、推測に過ぎないが、非表示に指定する条件は HTML 要素の ID とかであって、僕らが広告ブロッカーに期待するような、「同じ箇所にある要素」を指定できているわけではないのだ。ID だったら、GA4 で大量の ID(あるいは CMS で自動出力するためのテンプレート)を編集したことがあれば分かると思うが、コンバージョンを正確に把握するために全ての箇所にユニークな ID が共通の prefix と共に指定されているはずであり、prefix を使った分類は後から BigQuery などからデータを取り出すときに ID の値について正規表現を使えばいい。

ということなので、syntax として指定するのは強すぎるとしても、semantics として指定するのは難しいので、どうしてもそうならざるをえないのだろう。Apple Intelligence が改善されたら、もしかすると将来は semantics で非表示の要素を他のページでも勝手に認識してくれるかもしれないが、まぁそんな機能をサポートしたら Apple は広告業界と真正面から対立することになるのだろう。

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