Scribble at 2023-07-10 09:17:25 Last modified: unmodified

Stable Diffusion は、ビデオ・カードがないパソコンでも使えるには使える。上記は Surface Pro 6 で動かしている様子だ。Surface Pro 6 は Core i7-8650U こそ搭載しているが、ビデオ・カードはない。ただ、僕が使っているのは RAM が 16 GB のモデルなので、かろうじて動くのだろう。

なお、この画像をどれくらいの時間で出力したのか XNView MP のプレビュー・パネルで情報が表示できるというので使ってみると、確かに ExifTool の "Parameters" という項目に出てくる。上記で出力した画像は、"nature.Steps: 20, Sampler: Euler a, CFG scale: 7, Seed: 3708004584, Size: 512x512, Model hash: 6ce0161689, Model: v1-5-pruned-emaonly, Version: v1.3.2" として記録されている。なお、これは画像が出力されたときに Stable Diffusion Web UI で画像のプレビューの下に表示されるログとは違う。ログには出力に要した時間が出てくるけれど、PNG に埋め込まれているメタ・データに生成までの所用時間は書き込まれないからだ。ちなみに、このスペックのマシンだと、標準的な 512 x 512 ピクセルの画像を出力すると８分くらいかかる。50年前の大学で実験していたような環境ならともかく、現代の個人向けコンピューティングでは（金さえ出せば）もっとよい環境が用意できるし、効率としても実用的なレベルとは言い難い。