Scribble at 2025-05-22 21:26:14 Last modified: 2025-05-23 14:09:29
では、本当に避けるべき話題とは政治、宗教の他にあるのか。
わたしはプライベートについての話題だと思う。
これは『プレジデント・オンライン』に限ったことではないけれど、日本のメディア、しかも経済評論の分野に該当するようなメディアですら、こういう浅薄な記事を続々と作って公開している。The Economist や Fortune に匹敵するクォリティの記事がかける人間あるいは編集者がいないなら、そもそもメディア事業なんてやるべきではないんだよね。それが、この国では明治時代から、出版社だろうと新聞社だろうとテレビ局だろうと、無能が取材したり記事を書いて、未熟な人間が校閲したり編集し、そして悪辣な人間が経営していると言ってもいい。現に、日本でノベール賞を受けるような業績をあげた人々の多くは、新聞やテレビとは無縁な生活を送ってきたはずだ。そして、そんなものなくても偉大な成果は出せるのである。
なんなら哲学者としてガチの話をしてやってもいいが、テレビや新聞の情報なんてなくても、人として正しく善く生きることはできるのだ。何が必要な情報であるかを考えたり学ぶ方法や手順さえ知っていれば、そういう連中がかき集めて、新聞や新書やドキュメンタリー番組などとしてバラ撒く媒体など無視しても生きていける。
で、上の記事はだな、接待の場で政治と宗教の話題を避けるのはもちろんのこと、それに加えて避けるべきなのは、「わたしはプライベートについての話題だと思う」などと、聞いたこともないレストランの経営者ていどが、たいていの人にとっての単なる常識をドヤ顔で大発見のように語っているわけだ。インタビューしている三文ライターもたいがいだが、こんな連中を抱えるしかリソースがない『ダイヤモンド・オンライン』を始めとする都内のインチキなメディア企業や出版社も、そろそろ自分たちこそが日本にとっての下方圧力であることを自覚してはどうなのか。