Scribble at 2023-09-24 12:41:41 Last modified: 2023-09-24 13:10:32

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執筆時点 (2023/07/28) ではAUTOMATIC1111版webuiはrefinerに対応していません。

Stable Diffusion – AUTOMATIC1111版webuiでSDXLを使用する方法

いま使っている Stable Diffusion Web UI は、SDXL の設定項目が追加されている。そろそろ SDXL でも画像を生成してみようかと思うのだが、導入方法を説明しているページを見ると、どうやら面倒臭いしパフォーマンスとしても僕のマシンでは辛いようなので、まだ SD 1.5 を使い続けようと思う。そもそも、SD 1.5 でもいまだに続々と checkpoint や LoRA が作られていて、さほど画像の生成には困っていないという理由もある。

以前も書いたと思うが、僕のマシンは Stable Diffusion を使える最低のスペックだろう。Ryzen 5 はいいとして、GeForce RTX 2060 の 6 GB 版である(ちなみに当サイトの /profile/pcs.html では "2 GB" と表記されているが、これは調査するソフトウェアの間違いだ。2 GB 版の RTX 2060 なんてない)。もちろん、このメモリではまともに動かないので、ページング(C:\pagefile.sys というファイルを作成して、ストレージを拡張メモリとして運用する)は必須である。実際、コントロール・パネルのシステム設定でページング・ファイルの作成を禁止すると、ぜんぜん画像が生成できなくなる。しかし、いったん動くと、この最低スペックのマシンでも、サンプリング方法を「最速」の評判が高い "DDIM" に指定すれば、A4判の縦横比で 630 x 891(A4判は 210mm x 297mm なので、それぞれ数として3倍にしてある)ピクセルの画像を6秒で出力できる(たいてい ADetailer を使うので、実際は更に時間がかかる)。もちろん、Tiled Diffusion を使って8倍のサイズに精細化もできるから、印刷用の 600 dpi 相当の美麗なイラストも出力できる。ぜんぜん困らないのだ。

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