Scribble at 2023-09-24 12:14:07 Last modified: 2023-09-24 12:23:04

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つまり、日本人は金持ちってことです。

マジで思う「iPhoneってどこが良いの?なぜ日本人はiPhone買うの?」

ちげーよ、ばーか。うんこアフィカスのくせに世の中を語ってんじゃねーよ。

ということで真面目に雰囲気を立て直すと、こういう話は色々な脈絡や条件、そして歴史というものを知らなければ正しく説明できない。こういう、どこの誰とも分からないクズみたいな文章を書くアフィカスには、とうてい分析などできないテーマだ。まず最初に2021年の調査で得た、iPhone の機種ごとのシェアを見よう。すると、1位から3位までで 45.9 % というから iPhone ユーザの半分を占めている。しかも、これらは iPhone 8 よりも古い機種ばかりであり、SE の第2世代が2016年、iPhone 8 が2017年なので、少なくとも2017年よりも前の機種を使っているユーザが半分近くいたということだ。調査は2021年だったから、4年以上も前の機種を使い続けている人が半分くらいいるということである。

これには、幾つかの理由があるようだ。一つの大きな理由は、iOS のサポートが長期間に渡るため、買ってから使い続けられる限りは、5年ていど経過しても最新版の iOS を使えるからである。それから後でもセキュリティ・アップデートがあるため、長ければ7年くらい使える。これに比べて Android 機種は3年くらい経過するとメーカーからの OS アップデートがなくなってしまう。そして OS つまり Android のバージョンが古くなると、アプリケーションが未対応になってしまうため、嫌でも機種変更せざるをえなくなる。よって、仕方なく機種変更してお金を使っていようと、iPhone を長く使っている人が半分くらいいるのであろうと、どちらの状況を指してみても「日本人はお金持ち」なんて理屈にはならないわけである。それは、単に「日本では高額な iPhone のシェアが多い」という瞬間風速のような統計だけで台風の勢力を語る素人みたいなものだ。

それから、iPhone は最初から世界中で注目されていた機種ブランドだったが、日本で初めて発売されたときは、例の「実質0円」という通話料金の値引きで機種代金がゼロになるかのようなイカサマ(その代わりに契約したキャリアから離れられない)で iPhone を爆発的にばらまいたのだ。そして、いちど使い始めると違う OS に移行するのは大きな負担になるので、iPhone のユーザが減らないわけである。それでも高額商品であることは間違いない。いま現在の iPhone 15 で言っても本体が20万円、サポートの AppleCare+ の2年分のサブスク料金を足せば、2年毎に30万円のパソコンを機械的に買い替えているのと変わらない計算だ。こんな頻度で買い替えるなんて、たとえば普通の会社であれば許されないような贅沢だ(パソコンの減価償却法定年数は4年ていどである)。単独で1年に5,000万円くらいの売上を叩き出せるイラストレータや動画編集マンがいても、こんな待遇はない。

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