Scribble at 2026-07-09 10:44:37 Last modified: 2026-07-09 11:22:26

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昨日は出社したときに、ジュンク堂の大阪本店と天満橋店へ立ち寄ってきた。どちらも一緒ではないか、いや少なくとも大阪本店で十分じゃないかと思うかもしれないが、皮肉なことにそうでもない。どうして「皮肉なことに」かというと、書店にはそれぞれスキルや知識の違う店員がいるので、書籍の陳列を間違えることがあるのだ。そして、その間違え方が意外に偶然の発見や出会いとなることもあって、原則としては店員の無教養を改善してもらいたいのは事実だが、必ずしも邪魔であったり不愉快であったり(Java の本棚に JavaScript の本があるのは、そろそろやめてもらいたいが)、あるいは間違って本を買ってしまうリスクがあるとだけ言って排除することだけが正しいのかどうかは分からない。実際、昨日も天満橋店で生成 AI での景観画像をつくる参考に、建築系の棚で「景観デザイン」や「風景学」といった本を眺めているとき、ふと「風景構成法」という本が目に入った。興味を惹かれて目次を眺めると、強い違和感がある「臨床」といった医療系の言葉が出てくるからだ。そして、その場で「風景構成法」を調べると、これは心理カウンセリングなどで使う手法のことらしい。したがって、明らかに配架する場所が違っているのだが、こういうものがあるということを知ったのだから勉強になったのは事実だ。これをもってジュンク堂のおねーさんを引き留めて「おい、これは置く場所が違っているぞ」などとカスハラするのは愚かであろう。ただまぁ、医療系の棚で風景構成法の本を探す人にとっては迷惑な話であるのは確かなので、やはり正しい場所へ置くのが筋なのだろう。

それから、大阪本店では英和辞典を暫く物色していたのだけれど、結局は新しい辞書を買う必要を感じなかった。確かに研究社の『新英和中辞典』は興味を惹かれるけれど、いかにも例文が少ないのは気になる。そして、他の辞書も眺めてみたけれど、どうも見出しや本文が読み辛いし、そもそも見出しがやたらとデカくなっているのが子供向けっぽくて気に食わない。プログレッシブのままでいいかなという気がした。

それから、これも気になっていた『最新日米口語辞典 [決定版]』なのだけれど、松本道弘氏らによる初版については、クラクラするほどの女性蔑視な例文だらけで閉口したという話は以前に書いたのだが、この実質的には改訂版と言える本書がどうなっているのか、ざっと眺めてみた。結論としては、やはりこの「決定版」でも怪しい例文があって、要するに女性が男性を外見や年収で品定めしたり、女性は男性よりも情緒が不安定で気分屋であり云々というステレオタイプが前提になって例文が書かれていると思われる事例が散見される。ちなみに、「朝日」を名乗っているのに、なんでネトウヨ辞書を出し続けるのかと思うかもしれないが、朝日出版社の「朝日」は地名・人名のことらしく、いわゆる朝日新聞社の系列ではない。僕も他の落書きで間違った理解で書いていたと思うが、全く無関係な出版社らしい。

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