Scribble at 2023-04-21 11:23:04 Last modified: 2023-04-21 11:25:51
そうなんだよね。会社でも事業部門ごとに(なかば勝手に)ChatWork とか使ってるし、Slack だ Salesforce Chatter だとバラバラだ。いちおう会社全体は Google Workspace 上の Google Chat を基準にしているけれど、「Chatter に書いてある」とか、果ては「このまえ Zoom で話した件」とか言われても、それこそ「知らんがな」としか言いようがない。そして、当社では見かけないものの、コンサル会社とか営業代理店とか、あるいは都内で慶応や早稲田の脳筋野郎が起業したインチキ・ベンチャーとかでは、昨今では知らない方に落ち度があるかのような、いわゆる「ソーシャル・ハラスメント」が横行しているらしい(つまり、こちらが積極的に関わって来ない意欲のなさゆえの情報不足だ、みたいな酒場のクズ根性論)。
もちろん、僕はどんなチャットでも使うし使いこなすわけだけど、はっきり言って凡人の5倍の生産性を誇るような "distinguished" と自己紹介できる人材ですら、単純に面倒臭いんだよ。あっちこっちで好き勝手に使い始めるサービスをあれもこれも入れて使うのは。どこで誰がどういうやりとりをしているのかは、もちろん分からなくてもいい。ディレクターの誰が外注と Teams で会議してるとか、そんなもんどうだっていいし、もっと言えば、そいつらが会社の実情とか財務状況をあれこれ喋っていたとしても、こっちは牽制したり注意喚起したり就業規則で罰則は設けてるけど、現実にどういうことが話されてるかなんて関知してないし、モニタリングする手間なんてかけてはいられない。自動化できるとしても、そういうサービスに投資したり料金を払って導入するかと言われたら疑問がある(実際、モニタリングされているというだけで仕事のパフォーマンスが下がる人というのは多いらしい)。
そして、こうしたミーティングとかチャットのサービスで困ってるのが、上記の筆者も指摘しているように、過去の発言をなかなか的確に整理したり検索できない機能の貧弱さがある。とりあえず Google Chat を使ってて困るのが、過去の個々の発言に ID が付いていないためか、直にリンクして他人になにかを教えたりできないことだ。つまり発言がぜんぜん knowledge management のソースとして役に立たないのである。Google Workspace のフォーラムで似たようなコメントを書いてる人に同調して Google の人々に向かって書いたこともあるんだけど、スクロールしろだ? いや、検索しろだ? ふざけんなよ。俺らの3倍くらいの給料もらってるくせに無能どもが。