Scribble at 2025-09-15 06:49:34 Last modified: unmodified
GitHub のプロジェクトって、ツールの名称をこうやって画像でしか表示しない例があって、コピペするのに面倒臭いんだよな。いまさら SEO なんていう廃れた手法での findability を気にする必要はないけれど、これはマーケティングという問題だけの話ではなく、情報へのアクセシビリティの問題でもあって、要はテキストでツールの名称を書いてない(<title/> には書いてるだろうけど)ことに何の懸念も感じない人が増えつつあるということではないか。これも、白人以外の弱者を切り捨てる Trump-kids のなせるわざだろうか。
ともあれ、本題に入ろう。上に紹介しているツールそのものは、実はどうでもいい。Hacker News のコメントによれば、ほとんどまともに動かないらしいからだ。僕も、これまで20年以上にわたって PHP を使ってきた経緯で、この手のアクセラレータというものを幾つか試してきたことがある。でも、実際の案件に使ったのは僅かであり、もう10年以上は使っていない。
理由は、まずこういうツールは php の処理系(ちなみに処理系としての php を表記するときは lowercase で一貫するようにしている。いくらコンピュータ・サイエンスの学部すら出ていなくても、この趣旨くらいは理解できるだろう)との相性なり互換性が重要であるから、処理系のアップデートをフォロー・アップするのが遅いツールだと、古い処理系を使い続ける必要があって、処理速度と脆弱性との無用なトレード・オフが起きる。もちろん、どちらを優先するかは自明とは言えないまでも、僕の職能としては情報セキュリティ・マネージャが優先するので、安定して最新の処理系に追随しないツールは採用できない。
第二に、実は宣伝されるほどシステム全体のパフォーマンスが向上するわけではない。スクリプトを実行する際の中間ファイルを一時的にキャッシュするような仕組みが壊れやすく、またファイルのパーミションに問題が起きてクラッシュするといった問題も起きやすいため、僕の経験「暴れ馬」という印象しか残っていない。
そして第三に、身も蓋もない話になるが、クラウドが登場したので、パフォーマンスを改善するなら計算資源をスケール・アップするほうが簡単だし安全だからだ。このてアクセラレータにはライセンスを購入する「製品」もあったし、確か日本独自の PHP の資格試験を実施していた会社が提供していたはずだが、もう影も形もない(会社ごとかどうかは知らないが。というか、いまさら PHP 専門をうたうベンダーなんて意味あるのかと思うし、そもそも開発言語や開発手法をセールス・ポイントにするベンダーというのは邪道だと思っている。学者が顧問とかにいるベンチャーにありがちだけど、たいていは首都圏や地方都市で官公庁の下請けとかで食いつないでる業界ゴロみたいなものに成り下がってるところばかりだ)。