Scribble at 2026-08-01 11:38:38 Last modified: 2026-08-01 13:16:13

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いよいよ、Amazon.co.jp は書籍のカテゴリー一覧すらサイトから削除してしまったようだ。メニューの「ジャンル一覧」で「すべて見る」を選んでも、書籍のトップ・ページがリロードされるだけで、人文、IT、法律、語学、物理などなどのジャンルがテキストで並んだページが全く出てこなくなってしまった。そもそも、何年も前から文庫と新書のレーベル一覧がなくなって困っていたのだが、いよいよラノベと陰謀論とインチキ経営論みたいな本だけが並ぶランキングしか表示しなくなって、これでは実店舗の書店へ足を運ぶ方がマシという皮肉な印象を受ける。

実際、僕は既に新刊書はたいていジュンク堂の大阪本店か天満橋店で買うようになった

もともと2002年に Amazon.co.jp を使い始めた最大の理由は洋書を安く手軽に買うことだったのだが、もういまではアマゾンで洋書なんて殆ど買わなくなったし(そもそも数年前からのインフレで買う気が起きないほど高すぎるし、アマゾンには Springer だろうと Cambridge University Press だろうと一部の洋書しかないことが分かったからだ。それに、探せばプロパーが無料でテキストなどを公開してくれている)。そして洋書を買う気がしなくなった理由の極めつけが、ここでは何度も書いているフェイク書籍(邦書では見かけないが、洋書では中身のない手帳やグラフィック・ペーパーを「書籍」と称して大量に出品している連中が後を絶たない)だ。これに加えて、もちろん氏素性の分からない連中が書いている IT やウェブ関連の解説書などゴミも多い。それから古本も「日本の古本屋」で注文する方が値段としても信頼できることが多い。Amazon.co.jp で古本を買うとしても、ノースブックセンターや BOOKOFF など大手の業者から出品されているものしか買わない。あまりにも便乗で法外な値段をつける「セドラー」が増えすぎたからだ。

こういうわけで、アマゾンでは商品名や商品カテゴリーを決め打ちで検索して買うことが多くなり、たとえば井筒屋の八ツ橋だとか 10W 以上の充電ができる USB Type-c のケーブルだとか、カテゴリーの単位でブラウジングすることはなくなった。それでも、たまに「本」からジャンルの一覧を眺めて、その時に興味があるジャンルの本を物色していたのだ。そういう経路でもちゃんと売り上げは出るというのに、どうして機会喪失でしかないようなことをするのだろう。もう、アマゾンはいわゆるロング・テールによって儲けようとはしていないのだろうか。

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