Scribble at 2025-05-06 17:28:38 Last modified: unmodified

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ただいま独居老人7年目の父親は、隔週で僕らが食事あるいは掃除に訪れたり『将棋世界』を届けている事情からか、毎月の決まった日にスーパーで特売となっているインスタント・コーヒーを買っておいてくれる。2個で1,000円というパターンの商品だ。上の写真を拡大すれば分かるように、ネスレの標準的なコーヒーである。もちろん、たまに自宅の近くにある輸入食材の店やクリスタ長堀の『ジュピター』で、しかるべきコーヒー豆を買って挽いて飲むこともあるが、通常は一日で5杯以上を飲むのがインスタント・コーヒーであるから、買っておいてもらえるのはありがたい。

ただ、このところ急速に分量が減っていて、過去にもらった瓶と比べたら、この1年で2回ほど容量が変わっている。いや、それだけではなく値段も上がっているので、容量の比率も考慮すれば、実質的に倍くらいはコストがかかるようになったと言える。なので、あまり値段の上がっていない商品もあるにはあるが、こういう極端なものも含めると、やはり消費財にかかるコストは平均すれば数パーセントでは済まないはずだ。そして、それに加えて大半の中小零細企業は給料が1円も上がっていないのだから(儲けが増えてないのに給料なんて上がるわけない。たいていの会社に内部留保など存在しないのであって、どちらかと言えば寧ろ銀行から借金してやっとまわっているのが平均的な企業の実態であろう)、生活費に倍以上のコストがかかっているように感じる。

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