Scribble at 2021-03-08 13:10:42 Last modified: 2021-03-09 08:24:36

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資産として計上はしてあり(つまりリースじゃなくて買取ということ)、既に減価償却なんて終わってるパソコンというものがあって、昨年の終わりに本社を移転したときは業者さんに多くを引き取ってもらった。その大半は、既に動かなくなった古いノート・パソコンや、買い替えて不要となったデスクトップ・パソコンである。ただ、どうも Mac は値段が高いし物品としても単純に美しいので、手元に残しておきたくなり、iMac は3台、MacBook Pro は2台、そして MacBook Air は5台ほどを廃棄せずに情報システム部で接収した。

27 inch retina iMac は、いまこうして書いている Windows マシンの左手にあって、業務で使うどころか Adobe Creative Cloud のアカウントを載せてデザイン用途のメインマシンとして使っている。Windows のマシンは Cinema Display が20インチしかなく、また色もかなり悪くなってきたため、もうデザイン用途では使えないと判断したからだ。そして、MacBook Pro は1台だけ自宅用に借りていて、既に2本の記事を公開している Raspberry Pi Zero W の Rasberry Pi OS Lite を microSD カードへ書き込むアプリケーションなどを動かしたり、Mac に関連する社内のトラブル・シューティングへ対応したり、社内研修でスライドを Keynote で(iCloud の Keynote はアニメーションをプレビューできないので使わない)作成するためのマシンとしている。あと、業務では iPhone を使ってるし、なんだかんだ言っても Apple 製品を使う機会は多い。

MacBook Air は、上記のとおり High Sierra を載せている2011年の11インチモデルだ。ご存じのとおり、2011年のモデルだと High Sierra を動かすのが限界であり、それ以降の OS は入れられない(無理矢理に入れている事例があるのは知っている)。そもそも High Sierra の環境ですら、かなりアプリケーションの動作は重くて、使えるとしても簡単なネットサーフィンくらいだろうと思う。そして、致命的なのがバッテリーの消耗や故障だ。このスクリーンショットを撮ったマシンは、バッテリーがダメになっていて、充電は常に 0% の表示である。システム情報で調べると、なんとまぁ放充電回数がたったの291回でダメになっている。毎日1回としても1年に満たないあいだにバッテリーがダメになっているわけで、これは欠陥品としか思えないが、ともかくバッテリー(Mid-2011/A1370)を買って交換するくらいしか手はないだろう。Apple に頼むと割高な費用がかかるため、アマゾンで互換性のあるものを買うのがよさそうだ。でも、プライベートで買う気はないし、業務用として使えるほどのスペックでもないため、会社に買ってもらうのも気が引ける。なので、まぁ動く間は AC アダプタだけで使うことになるのかもしれない。モバイル機器としては、もうお払い箱なのだろう。ただ、同じ時期に買った MacBook Air が他に4台あるので、それらのバッテリーにもっと使える当たりがあれば、そちらを使ってみよう。MacBook Air は、特に何かアプリケーションのライセンスを登録してるわけでもなければ、複雑なカスタマイズをしているわけでもないからだ。Apple ID さえ連携しなおせば、すぐに同じ環境にできるから、いちばん手間がかかるのは OS を High Sierra にすることだろう(Mid-2011 だと Lion なので)。

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