Scribble at 2024-02-27 14:59:31 Last modified: unmodified
テキスト・エディタそのものについても宗教戦争が繰り広げられているわけだが、エディタを一つだけ決めたとしても、その設定や運用方法について、今度は別の細かい「局地戦」が繰り広げられる。その典型が、タブの扱いだ。これには、soft vs. hard という戦線と、soft tab として設定する空白文字として何文字がいいかという戦線があって、これらでも長らく戦いが繰り広げられてきた。
正直、こんなものプロジェクトとして連携しているわけでもないなら、そのプロジェクトの統括者がコード規約として勝手に決めたらいいだけのことだ。こんなことくらいで下請法違反になどなるわけがない。従わない豚オタクなんて、さっさと別のクラウド・ワーカーや派遣社員に首をすげかえたらいいのであって、それで致命的な生産性の低下が生じるような人間がクラウド・ワーカーや派遣社員になどなっているはずがないと割り切った方がいい。
そもそも僕らのように生産性の高い人間というのは、どれほど(哲学者として、それからエンジニアとして)色々なポリシーを自分なりにもっていようと、金のためなら犯罪以外のなんだってやる。IT ゼネコンの PM が言ってくるていどのコード規約なんざいくらでも従ってやるし、そのていどの適応力なんていくらでもあるのだ。つまり、能力が高い人間というのは、自分なりの方針やスキルをもってどんどん自主的に仕事ができるだけではなく、必要があれば相手が馬鹿でも無能でも対応できる人間のことなのだ。よって、こんなことで何がいいとか悪いとか、どうする「べき」などという、それこそ生産性のない話題に時間を使うほうが愚かなのである。要は、エンジニアだろうと科学哲学者だろうと、業績が全てなのだ。
ちなみに、個人としての運用方針を言うなら、僕は soft vs. hard については hard tab を支持している。white space は文字種としては white space であって、決して tab などではないからだ。white space で「なんちゃってタブ」などというコスプレみたいなことを文字にさせる理由が、僕には全く理解できない。それは、単にインデントをタブではなく空白文字でやるというだけの話なのだから、端的にタブではなくスペースを使いたいという別の方針の話をしているだけのことなのだ。よって、soft tab としてスペースの何文字を使うかという話題も、僕にとってはナンセンスである。ただ、テキスト・エディタの多くは hard tab についても見た目の問題として、スペースの何文字ぶんを使って表示するのかという設定をしなくてはいけない場合があるため、それについてはインデントしていることが見た目ではっきり分かり、そしてインデントの階層を深くしてもすぐに改行して可読性が損なわれないていどの幅で表示すればいいと思う。僕は2文字ぶんに設定していることが多い。