Scribble at 2023-05-13 00:38:30 Last modified: unmodified

岐阜市が SDGs に絡んだ独自のキャンペーンで使うロゴを10万円という破格のブラック案件として募集しているようだ。しかも、依頼案件ではなく何度かの審査を経て、最後はガキの投票で決まるという。恐らく、これをプロとして応募するような人は、仕事がない暇人か、あるいは売名目的だろう。アマチュアが応募するとしても、たぶん GPT-4 で下書きを出力させた高校生とか、採用された記念の賞状を棺桶に入れてもらおうという野心だけは旺盛なジジイとかが参加するくらいではなかろうか。ただ、SDGs のカラーを全て使いながらモノクロにしても耐えられるとか、1.5cm 四方に縮小しても問題ないとか（役人が名刺にでも印刷するのだろう）、これをアマチュアで作れる人は大したものだと思う。

こういう下らない事案が繰り返されると、たびたび思うのだけれど、たいていのクズみたいな企業が熱心にホームページとやらをリニューアルしたがるのにも感じることだが、なんでオリジナルのものじゃないとだめなのだろうな。他人に意匠やブランドの使用料を支払うのが、そんなに屈辱なのかね。小役人とか三流企業の経営者というのは。そんな、どのみち凡人がやることなんて、オリジナルのブランドやロゴを作るほどの独自性なんてなかろう。まさか、いまだに「世界で一つだけの花」みたいな中二病にイカレた人間が地方公共団体の上席とか企業の経営者をやってるのか。