Scribble at 2026-07-13 18:48:35 Last modified: unmodified

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Last recommendation: avoid hacks. Avoid speed reading. And don’t try to force yourself to increase your reading speed. It will come naturally the more you read. Avoid summaries and summary services. It might be okay to use them after you read a book to make sure you didn’t miss some parts, but reading a summary does not equal reading a book. Avoid even audiobooks. Big corporations want to grab your attention by trying to market audiobooks as books for busy people, but don’t fall for the trap. A book is just boring black text on a white page because that’s how it’s meant to be consumed, and it requires your entire attention. Listening to audio while cooking or cleaning or whatever you do is not the same thing; you are not 100% concentrated on the content. Also, reading is faster than listening, so use your time wisely.

How to read more books

スタンダードなアドバイスだと思う。そして、それゆえに一読をお勧めしたい。実際、「読書」というキーワードが何かの成功手段であるとか、達成するべき目標であるとか、そういう大袈裟なプロジェクトのようなものに関わる「方法」とか「タスク」みたいなものとして考えてしまう人には、こういう常識的で妥当なアドバイスを読んで参考にしてもらうことが大切だと思う。敢えて嫌な言い方をするが、出版物オタクや「本好き」を自称しながら、社会の役に立つどころか自分自身が生きるための糧にすらなっていない連中の言うことなど、耳を傾ける必要はない。あと、去年だったか、読書についての新書が話題になったようだが、そういう「読書」について(無用な)コンプレックスをもっているような人たちに、できもしない目標や手段を紹介して餌にするような物書きどもも、決して信用してはいけない。ああいう手合いは、多くの人々が目標や願望を成就したり達成できないという状況のおかげで飯を食っているのだから、投資の情報商材やセミナーで稼いでいる詐欺師と同じで、たいていの人が実現できる方法など書くわけがないのだ。

特に、記事の筆者であるエリーアが上の引用部分で助言しているように、「速読」などというインチキには手を出さないよう、お勧めする。これまで何度もここでは言及しているが、速読なんてもので博士号をとった人間はほぼいないし、速読によって得たと称する情報や知見で自分の会社を上場させた人間もいない。クイズのコンテストで優勝しているような人々が速読の名手であった試しもない。それから、自分の人生について何か有益なことを敢えて公に書いているような人であっても、彼らが速読によって人生を救われたり考えを改められたなどと書いている事例もゼロだ。つまり、速読なんてものをやっていた学者や成功者はいないし、プライベートに何かを達成できたり救われた人々が速読のおかげだと言っているわけでもない。速読なるものを称揚し、速読のおかげで何かができたと言い張っているのは、速読の講師や速読本の著者だけなのだ。そして、彼らが大学教授でもなければ上場企業の社長でもないという事実を見れば、そんなものが無意味であることは明白であろう。

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