Scribble at 2025-04-27 14:20:28 Last modified: 2025-04-27 14:38:11
兵庫県尼崎市の阪神ファンの自営業の男性も「コロナ禍では、どこも大変だった。マウンドに広告が入っていることも何とも思わない」と好意的。一方、兵庫県西宮市の男性からは「高校野球の大会でマウンドに広告が入っていれば、やはり気になると思う。プロ野球の公式戦であれば、何とも思わないですよ」との意見もあった。
昨日、父のいる実家へ行って、巨人が阪神に5連敗した試合を観ていたときに見かけたのが、マウンドの下に表示されていた企業ロゴだった。最初は、画面の妙な位置に映し出してるなと思ったら、テロップではなくマウンドに描かれていることに気付いた。ロゴの上部が、なんだか土を被っているように見えたからだ。そういう視覚効果を加えているのかとも思ったが、スポンサーのロゴにそんなことをするわけもなく、これは不可抗力でそうなっているとしか思えない。となると、マウンドに表示していることになるのだが、これはどうなっているのか。道路でスピードを緩めさせるよう知覚心理的な効果を狙ったグラフィックなどと同じく、カメラが映している向きから見てロゴが正面になるよう、マウンドに敢えて斜めに描いているのだろうかと思ったけれど、それだと別の角度から見たときに「KOBELCO(神戸製鋼グループ)」というロゴが全く視認できなくなるので、これはマウンドの後方に広告用の「壁」が作られていて、そこへロゴが普通に描かれていて、それをテレビのカメラが正面から映しているだけのようにも思える。
実は、他の球場について調べると、カメラの撮影位置は設置場所が固定なので、カメラの撮影する角度に合わせてマウンドに歪ませてロゴなどを描いていると説明されており、実際にスタッフがマウンドで試合の前に描いている様子が動画で放映されている。でも、甲子園についてはロゴをどうやってマウンドに描いているのか、説明している記事がまったくない。話題にしているにも関わらず、肝心の描き方をまるで球場か球団から報道規制されているかのように、誰も説明しないのである。たぶん、こうやって調べて話題にしてもらい、バズらせようという意図があるのかもしれない。こんな些事で球場へ足を運ぶ人が増えるとは思えないが、ひとまずタイポグラフィに関心があるデザイナーとしては話題にしておこう。
ちなみにだが、Gemini に質問したら「マウンドの後ろにある壁にロゴを描いている」と回答するので、甲子園でどう描いているのか本当のところは不明なので正しいのかもしれないが、ひとまず保留したほうがいいだろう。そもそも、壁があって正面からロゴを描けるなら、ロゴがこんなに遠近法と無関係な方角へ歪むわけがない。というか、壁があるなら描かずにステッカーでも貼ったほうが効率的だし、コストも掛からないに決まっている。これは斜めに描いていると考える方が理にかなっている。