Scribble at 2023-02-19 13:15:03 Last modified: unmodified

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Cart? DE? SE? Straight? Shavette?

剃刀に関する特許を詳しく調べていて、Amazon から二冊の自費出版本を出している人物のブログだ。Amazon KDP (Kindle Direct Publishing) は胡散臭いものが多く、僕がここで何度も言っている「自称出版物」のメモ帳とか方眼紙を売りつけている詐欺師どもの愛用ツールと化しているわけだが(Amazon KDP による売り買いはマフィアやテロリストや北朝鮮のマネー・ロンダリングに悪用されていると BBC が報じたのは10年近くも前の話だが、Amazon は何も対策していない)、もちろんまともなものもあるにはあろう。でも、哲学者どころか一般消費者である僕らが「何がまともなのか」を調べる義理などないわけで、クズを自ら除外できない小売業者は、経営者がたとえ宇宙旅行へ行こうとハゲだろうと信頼を失う。よって、たまたま良い本を見かけたら、サポートするのも一つの選択であってよい。

上記の記事では、或る奇妙なアイデアが紹介されている。既存の安全剃刀や直刃剃刀などを一つの器具として組み合わせたというバカげたものなのだが、記事を書いているハンス・アンドレッセン氏によると、少なくとも申請書の中で学ぶべきことが一つあるという。"More recently, the shaving industry has offered so-called one use or throw-away razors which are wasteful and expensive in the long run and such devices are outside the scope of the present invention." 確かに、替刃も含めて再考の余地はある。電気シェーバやカートリッジ式よりはリーズナブルだと思って替刃式にしたのだが、これもまたブレードを使い捨てているという点で問題がないとは言えない。ただなぁ。そうは言っても straight razor は信頼に足る新品だと DOVO くらいしか作ってないし、3万円くらいする。ビンテージはピンキリで再生するだけでコストが高くつく。これに加えて砥石だ皮砥だとメンテナンスの手間もかかる。これがやっぱりネックなので、やはり西洋剃刀は金持ちの道楽として終わってしまうのだろうか。

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