Scribble at 2021-06-24 11:45:39 Last modified: 2021-06-24 12:17:46

添付画像

今日までに、うちにも新型コロナウイルス用ワクチンの接種券が届いている。ただ、いつから予約できるのかは「大阪市ホームページなどでご案内します」としか書いていない。サイトを毎日のように巡回するわけでもない人には、どうやって知らせるのだろうか。あのケッタイな大阪城のキャラを使ってる Twitter のアカウントか、それとも市長や知事が報道各社を集めて告知するのだろうか(報道される保証もないのに?)。大阪市のサイトを見たら、予約を開始する旨の知らせを記載した葉書が届くと書いてあるから、葉書で全員に知らせるのが原則なのだから、それでいいではないか。

僕はオンラインのコンテンツを制作したり運営している会社の人間として、行政関連の告知がネット依存やマスコミ依存となることには反対だ。九州地方の僻地でインドネシアのイカサマ・ベンチャーと一緒になって地方公共団体の公式サイトを Facebook に移管した愚かな人間と同じく、行政サイトやコーポレート・サイトをオンラインの無料サービスに移管することがコストの削減になると妄想している素人は非常に多いのだが、それは同時に自治体や事業者としての責任放棄という意味にもなる。

ふつうの企業人なり大人として、事業者として使ってるメールアドレスが(個人事業主ていどならともかく)@gmail.com だとか、あるいは企業情報を掲載してるサイトが Facebook Page だけとか、そういう会社から発注されても、ちゃんとお金を払ってくれるのかどうか怪しいよな。ていうか、そういうことに頓着しないレイヤーというのは、要するに底辺の事業者どうしでやりとりしてる市場として孤立してる自覚が本人たちにないか、孤立していても「経済が回る」からそれでいいという開き直りがあるんだよね。

些事はともかくとして、接種券があれば自衛隊が実施している国の管轄のワクチン接種は予約できる筈だから、大阪の国際会議場で実施している接種の状況を確認してみた。すると、7月の中旬まで予約は一杯で、これからの予約は原則としてキャンセル待ちとなるらしい。もちろんキャンセル待ちの人も大勢いると思うので、自治体で実施する方の予約を開始する葉書を待った方が、まだマシと言える。でも、こちらも結局は早いもの勝ちではあるから、ゲーム内の取引市場でオークションしてるとか、あるいは宝塚歌劇団の公式サイトでチケットの発売を待ってるとか、そういう状況と同じだろう。正直なところ、ひととおり予約の騒ぎが終わって気楽に予約できるようになるタイミングまで待っていてもいいとは思う。そもそも、連れは自宅にいることが多いし、僕も就業規則が変わったので会社は標準的な就業スケジュールですら週に1日だけ出たら良い。おまけに僕は通勤が徒歩だから公共交通機関での感染リスクもなく、飲み会のようなものも参加しなければいいだけだ。昨今は「リスクがあるので」と言えばたいていは通じるし、これを無理に出席させるとなると、もういまではパワハラどころか、感染リスクなので立派な傷害罪の疑いにもなりえる。すると、わざわざ会社に出勤したついででインデアンカレーへ立ち寄るとかジュンク堂へ立ち寄るという際のリスクだけを考えておけばいいような気はする。すると、インデアンカレーは大して問題ないが、ジュンク堂なり大型書店は通気が悪くてリスクはありえる。しかも、大型書店というのはどういうわけかバカみたいに咳き込む人がウロウロしていたり、自閉症なのかブツブツと独り言を言いながら歩いている人が意外に多いし、そもそも出版社の営業とかがジュンク堂の社員と大声で喋っているのが昔から気になっていたので、あれはそろそろ止めたらどうなのか。どこのジュンク堂の店舗でもやってて、あんなのは紀伊國屋や三省堂では見たことがない。何かジュンク堂だけで通用している商慣行なのか。

  1. もっと新しいノート <<
  2. >> もっと古いノート

冒頭に戻る


※ 以下の SNS 共有ボタンは JavaScript を使っておらず、ボタンを押すまでは SNS サイトと全く通信しません。

Twitter Facebook