Scribble at 2021-03-14 13:55:34 Last modified: 2021-03-14 13:58:08

眼科のテキストを2冊ほど読むことから初めたりして、既に述べたことだが、老眼(老視)あるいは老眼鏡についてのページを作ろうと思っている。ただ、その前に書いておきたいことがある。

老眼鏡の用途や老眼鏡を使うシーンはそれぞれ人によって違う。なので、これは僕の用途や使い方から言えることに過ぎないのだが、眼鏡店で幾つか計測してもらい、焦点を合わせたいと希望する距離を測って作ってもらった老眼鏡は、はっきり言って使い物にならない。1分もかけていると吐き気を催すこともある。その理由は、合わせたい焦点しか物が見えなくなるからである。眼鏡店で、「読書するときの 30cm ていどがいい」と要望を出してレンズを作ってもらうと、確かに 30cm の距離にある物が鮮明に見える老眼鏡は出来上がる。しかし、それをかけると 30cm よりも遠くの物や 30cm よりも近くの物がぼやけて全く見えなくなるのである。僕は健康診断の視力検査だと両方の視力が 1.2 くらいはあるから、遠くの物を見るのには何も困らない(近眼ではないからだ)。しかし、オーダーで作ってもらう老眼鏡は 30cm という距離にしか焦点が合わないため、遠くが全く見えなくなる。これでは、虫眼鏡を目に取り付けているのと同じだ。

そういうわけで、辞書を一時的に読むといった一時的な目的のためにかけるなら構わないが、老眼鏡をかけたまま室内で生活するという用途だと、眼鏡店で作ってもらう老眼鏡は焦点の合わせ方が厳しすぎて疲れる。よって、僕には2,000円以下の出来合い製品、場合によっては百均で売っているような安物が合っているようだ。

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