Scribble at 2023-04-12 09:53:39 Last modified: unmodified
Hacker News の投稿データを元にした grep という名前の検索エンジンで遊んでいる。おおよそ英語でしかまともに検索できないらしくて、「西洋剃刀」と入力しても関係のないページがたくさん出てくる。そして、その一つが上記のページだった。誰かの、まさしくログのようだ。固定したカメラで撮影した様子にコメントを追加して投稿しているのだろうか。なぜか grep からアクセスしたページに西洋剃刀の話題は一つもないのだが、まさか全く文字列としてヒットしないサイトを検索結果に出すようなことはないだろうから、他の日付のページで西洋剃刀について何か書いてあるのかもしれない。もちろん、いちいちそんなのを探すほどの興味はない。
ただ、こうしてなかばデタラメに見つけてアクセスしたサイトであっても、色々な人がいて記録をつけたり文章を書いたり、それぞれの関心とか趣味に応じて情報を公開しているのだなと感心させられることはある。でも、そういう人ってやっぱりこのサイトの人物も含めて、インターネットがなかった時代から生きてる人なんだよね。デジタル・ネイティブのコンテンツなんて、ほんとにクソみたいなのばっかで、回転ずしの店内で悪戯してるガキの動画と同じていどのものしか動画に撮影したりブログに書いてない気がする。たとえ、そいつが東大の博士号をもってたり MIT に留学していようとだ。学問や世の中に貢献するとか、そんな大それたことは求めていない。上記のサイトだって、中国語に堪能な方で、僕よりも10歳近くは上の人物だが、たぶん有名人とか上場企業の取締役とか、そういうわけでもないとは思う。コンテンツそのものは特段の価値があると思えるものでもないだろう。しかし、ヒルズに事務所を構えて年収数千万円を手にしてるガキが配信してる YouTube に比べて、これはこれで Geo Cities のコンテンツと同じく何かの記録として残す価値があるようにも思える。