Scribble at 2021-07-02 11:35:26 Last modified: 2021-07-02 11:39:49

俗に「アメリカ合衆国の第51番目の州」と言われるように、日本は政策そのものが観測気球としてぶち挙げられて実行され、それによる混乱や被害が収束するのは、たいてい「本国」からのお達し(「外圧」)だったりする。このたびも、日本州で横行している技能実習制度に対して、ようやく「本国」から厳しい指摘がなされて再考を促すように求められている。

他の多くの政策と同様に、しょせんは東大を出ていても学卒ばかりの「低学歴」で、しかも自宅と予備校を往復してきただけで社会経験も未熟な官僚(ノーパンしゃぶしゃぶや、ヒルズでの芸能人を交えた乱交パーティていどの社会経験はあるらしいが)が作りだすクソみたいな政策など、アイビーリーグの博士号をもっている本国の官僚から指摘されなければ是正のしようがないのだろう。政治家? この州に、そもそも単独で自ら(ブレーンを雇ってもいいが)法令を起案する知識や能力のある人間がいるというのか。この東アジアの辺境地帯にいるのは、しょせん地元産業やヤクザなどの利害関係を調整しつつ党内派閥や官僚との折衝をする「コーディネーター」だけであろう。

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