Scribble at 2022-01-24 12:25:08 Last modified: unmodified
この「フラット」な料金体系に移行するため、これまであったオプションのサービスがなくなり、その中になんといまでも「テレホーダイ」があったという。思えば、僕が初めてインターネットなるものへ接続したときも、このテレホーダイを利用して夜中に ArmedLinux や Doragon Linux のインストール・イメージをダウンロードして、富士通のノート・パソコンをフォーマットし直して Windows 98 と Linux とのデュアル・ブートにした思い出がある。急な要件でメールを送るときなどは、出先の付近で公衆電話を見つけて、公衆電話機に付属しているケーブルの端子とノート・パソコンを LAN ケーブルでつないで interQ というインターネット接続プロバイダ(現在、「GMOグループ」と呼ばれる会社だ)へ電話をかけて、インターネット回線へ繋いでもらっていたわけである。それこそ大正時代の生活を描くドラマに登場する、「誰それさんに電話を繋いでください」と電話交換手にお願いして相手に繋いでもらうような世界である(オープニング曲:https://www.youtube.com/watch?v=kwpt_nQWMnY)。
でも、あれから25年くらいしか経っていないのか。そら、カーツワイルのような山師が「シンギュラリティ」などと言い始めたり、ラリー・ペイジやピーター・ティールが「不老不死」などと寝言を口にし始めるのもわからなくはない(だって、ハイになってるノリノリのときって、そうだろ? みんな!)が、プロザックの飲みすぎもいい加減にしてもらいたい。