Scribble at 2024-08-31 18:14:23 Last modified: 2024-08-31 19:55:16
Tapedeck.org is a project of neckcns.com, built to showcase the amazing beauty and (sometimes) weirdness found in the designs of the common audio tape cassette. There's an amazing range of designs, starting from the early 60's functional cassette designs, moving through the colourful playfulness of the 70's audio tapes to amazing shape variations during the 80's and 90's. We hope you enjoy these tapes as much as we do!
見た目は面白いサイトだけど、写真しか掲載してないんだな。海外のマニアって、スペックとかも丁寧に(あるいは病的に)調べてる人が多いから、この雑さは意外だ。
僕は中高生の頃に「エア・チェック」というものをやっていた世代の者だ。これはラジオとカセット・テープ・プレイヤーが一体化した「ラジカセ」という再生デバイスで、FM ラジオの番組で流れる曲をリアルタイムで録音するという意味だ。ラジオ番組そのものを録音することもあるが、目当ての曲だけを録音して聴くこともあるため、たとえばランキング番組なんかは流行りの曲が必ず放送されることがわかっているので、みんなラジカセの録音ボタンに指をかけたまま、番組の中で曲が流されるチャンスを待っているわけだ。そんなふうにして録音した曲を、そのまま録音した順番に再生して、オリジナルのアンソロジーというかオリジナルの有線放送みたいに聴いていることもあるし、改めて好きな順番で別のテープにダビングしなおしたりする。でも、ダビングすると音質が落ちるので、最初に録音するときは高価なメタル・テープなどを使う。そしてダビングする先のテープは、音質が落ちてもいいし繰り返して再生するから劣化してもいいというわけで、やや安い「ハイ・ポジション」と呼ばれるテープや、もっと安い「ノーマル」と呼ばれるテープだったりした。
で、当時の僕は贅沢な暮らしをしていたので、ハイポジやノーマルのテープなんて使わずに、TDK の MA-R といった高価なメタル・テープを使っていた。テープのケースに金属が使われており(金属が使われていないタイプの MA-R もあったが)、要するにプレイヤーの器具がカセット・テープを回転させているときに生じる振動の影響を少なくするために重くしてあるわけだ。サラリーマンや会議の録音に使っていたノーマルのテープは1巻で200円とかだったが、MA-R は1巻で1,500円以上はしていた筈だ。さきほど調べてみると、いまはプレミアがついて1万円以上で取引されているらしい。実家にたくさんあるから売ってみようかしら。
ということで、僕は殆ど TDK のテープしか使わなかった覚えがある。当時は洋楽かクラシックしか聴いていなかったので、DENON とか Sony とか Maxell とか、日本の歌謡曲で使う音域しかまともに鳴らせないテープなどお呼びじゃなかったからだ。