Scribble at 2020-09-10 11:35:43 Last modified: 2020-09-10 11:38:48

このところ地味に AWS の案件とか相談が増えてきている。利用者の一人として Route 53 を使ったことはあるが(ちなみに、どうして "53" という数字が使われているのか、ウェブのディレクターで理解している人は 1,000 人に1人いたらマシだろう)、自社として受託で使うとなると、会社のアカウントを持っておいて、実際に作業する人たちを配下のユーザとして設定することになる。そして、AWS はユーザ登録して実際に使うとなるとクレジット・カードの情報登録が必須なので、本格的に受託案件で対応するなら会社カードを使ってユーザ登録しなくてはいけない。よく、雑な上場企業とか逆に零細企業では個人のプライベートなカード情報で使わせておいて、後で経費精算している事例もあるが、個人のカードを使うと AWS のプライベートな利用とか学習・検証などでの用途と区別できないため、経理上はかなり問題があると思う。

それから AWS は専門の資格があるくらいなので、相談レベルでも単価の設定は変更するべきだ。AWS は、僕のようにサーバの構築ができるといった種類の知識とは別のノウハウが必要であり、たかがアマゾンという事業者が勝手に定義して使ってる用語を知ってるとか、そういう無駄な知識とか手順をわざわざ習得しないといけないからだ。しかも、そんな知識は技術的にも学術的にも何の寄与もしないクソみたいなノウハウにすぎず、エンジニアとしては単なる時間や才能の浪費でしかない。こんなことに費やす時間を「サービス」などと称して提供しても、相手なんて絶対に感謝も信頼もしない。

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