Scribble at 2025-10-18 14:03:06 Last modified: 2025-10-18 14:03:25

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これは SDXL で作った壁紙用の画像だ。いまや壁紙は自分のマシンでいくらでも作れてしまう。そして、僕はこのクォリティで十分に満足しているので、これ以上の高精細な画像を生成する FLUX.1 を使うようになったとしても、色々な壁紙を大量に FLUX.1 で作るようになるかと言えば、それはないと思う。なにせ、FLUX.1 だと1枚を生成するのに SDXL と比べて10倍以上の時間がかかるからだ。それに、FLUX.1 とは言っても、僕のマシンで動かせるのは8ビットに量子化したモデルであって、FLUX.1 の十分なクォリティを出せる環境ではない。

ゲームにも言えることだが、昨今の中国や韓国でリリースされている高精細なグラフィックスの MMORPG は実に素晴らしいと思うのだが、さほどプレイしたいとは思わない。かといって、還暦を迎えるまで数年という年齢になってゲームをプレイする意欲もなくなったのかと言えば、そうではない。実際、驚く人もいるとは思うが、僕はいまだに SEGA の Phantasy Star Online 2 のプレイヤーである(たぶん運営側も含めて、最高齢なんじゃないか)。もちろん、FF III とかドラクエ II の時代のグラフィックスでも楽しめるとまでは言わないけれど、グラフィックスが高精細になったからといって自動的かつ無条件に「素晴らしい」と感じるわけではないのだ。

そもそも、物理的・化学的・工学的な精細度はどんどん上げていけるが、それを眺める人の視力には生理的な限界がある。つまりは色の彩度や明度などを区別する生理的な限界だとか、それらの変化を神経細胞が単位時間ごとに処理できる電気化学的な限界だとかがあるため、われわれ自身の方がアンドロイドにでもならない限りは、どれほど高精細なグラフィックスや動画が作られていこうと、おのずから限界がある。網膜細胞の数や脳の処理性能から考えると、おおよそ120~600メガピクセルなので、4K(8メガピクセル)や 8K(33メガピクセル)よりは多いため、モニターの解像度には向上の余地がありそうな印象を与えるが、実際に人が何かを「見る」ときは中心視野へ集中して周囲が徐々に注意から外れていくため、光学的な刺激が起きていても脳では大半の情報が処理されずに捨てられる。あるいは角度分解能という目の処理性能の限界もあるため、実際には 8K の分解能をもつモニターが限界だろうとされている。非常に高額ではあるが、既に 8K モニターは販売されているから、われわれはほぼ視覚の限界に達しているモニターを手にしているのだ。したがって、解像度だけで言えば、8K モニターに対応するグラフィックスを実現すれば、それ以上の精細度を追求するのは無駄で無意味というものだろう。もちろん、一般向けのゲームで 8K の精細度が当たり前になるような時代は、もっと何十年も先のことだし、その頃には「モニター」の概念も VR などの普及で変わっているかもしれない。どのみち、その頃には僕は生きていないだろうから、ゲームのプレイヤーとしてはどうでもいい話ではあるが、原理的な話題としては興味深い。

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