Scribble at 2026-05-18 06:40:30 Last modified: unmodified
どこかのブログ記事で "day 2 language" という表現を見かけて、Gemini に質問したことがある。そもそも、"day 2" というのは「システムの運用段階」を指している SI 業界の用語であって、他に "day 0"(設計段階)と "day 1"(開発段階)がある。また同じような言い回しとの混同を避けるために "day 1 operation" などと書くこともある("day 1" だけだと「入社、あるいは何かを始めた初日」という意味があったりする)。
ただ、プログラミング言語について "day n" という形容詞を使った事例は珍しいと感じた。そもそも、原理・原則を知っている方にとっては周知のとおり、プログラミング言語というものは「設計用」とか「運用タイプ」などと特定の用途でしか使えないように処理系が設計してあるなんてことはない。プログラミング言語の有用性の一つは、まさしく汎用性にあるからだ。COBOL が銀行の基幹システムを動かすためだけにしか使えないなんて理屈はない。実装例がそうであるのは歴史的な事情によるのであって、そこに必然性などないのである。また、HTML のようなマークアップ言語(マークアップ言語が「プログラミング言語」なのかどうかについては議論がある)ですら、ウェブ・ページを表示する以外の目的に使える。ただし、タグや属性の意味論は変更されるかもしれないが。そういうわけで、"day 2 language"(運用段階のための言語)などという表現には、英語のコロケーションとして違和感はないとしても、僕らが使うときの脈絡では違和感がある。
困ったことに、Gemini に質問した事情を忘れてしまったので、Gemini に質問したログは残っているものの、ソースとなるブログ記事が分からない。