Scribble at 2023-02-26 11:37:53 Last modified: 2023-02-26 17:04:01

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"fidget spinner" at Google

日本では「ハンドスピナー」と呼ばれて、確か6年か7年前に3か月くらいは流行したガジェットを、いまでもたまに使っている。これは、クリスタ長堀の Book 1st で購入したものだ。他にも京橋の BOOKOFF と同じビルに入ってる店の前に並んでいたガチャガチャで手に入れた、もっと軽いプラスチックの fidget spinner を持っている。こういう、短いあいだに話題となったり流行って商品が出たものを、そういや僕もサルのように買ってきた。ガキの頃はヨーヨーを10個くらい持ってたし、やれスーパーカー消しゴムだ、ビー玉だ、中高生になってからはゲーム・ウォッチだのボクシング電卓だの、それから陸上部にいた頃は Nike のシューズを毎月のように買ってた記憶もある。当時の Nike のシューズは1万円以下で買えるものなんてなかったから、たぶん1万円から2万円くらいの競技用のシューズを買っていた筈だ。当時は商売をしていて多少の羽振りが良かったにしても、いま思えば愚かな話である。

でも、思い返すとこういうブームって、報道にしろ、それから商品を実際に僕らが買ったり使っていた期間にしろ、後で調べなおしてみると驚くほど短いことが分かるんだよね。他にもスライムとか、階段を下りてくスパイラル状の針金とか、それこそ次々とブームを煽って子供の小遣いを毟り取ってきたのが、玩具やゲームや輸入販売代理店と、広告代理店と出版業界だ。

他に思い出すと、保育園児の頃は仮面ライダーやウルトラマンの怪獣カードとかを集めていて、専用のアルバムに貼り付けて収集するのもブームだった。スナック菓子の付録だったため、もちろん当時から子供に無駄遣いさせているとか、スナック菓子を捨てる子供がいると非難されていたようだ。ビックリマン・チョコでそういう非難が初めて増えたかのような記憶もあるが、実際にはもっと昔から懸念されていたようである。そして、いまでも相変わらずコンプ・ガチャとかで同じような非難が繰り返されているが、金儲けが仕事や使命である、しょせんは8号営業の風俗にすぎない任天堂やらソニー・エンタメといったゲーム会社に、そんな社会道徳や節度が通用するものか。

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