Scribble at 2024-08-26 23:32:18 Last modified: unmodified
つい先日に、Windows のコントロール・パネルが廃止されそうだという記事を紹介した。そういう記事に関連して幾つか書いたことはあるが、そもそもコントロール・パネルそのものについては大して書かなかったので、補足しておきたい。もちろん、当サイトを見ているような方に「はて? コントロール・パネルって何?」なんて人はいまい。
記事によると、Windows NT の頃からというので「前世紀」と言った方がインパクトはあろうが、要するに昔から UI デザインが変わっていないので廃止するということらしい。でも、これはちょっとおかしいんじゃないか。そもそもコントロール・パネルは Windows のファイル・システム上で実体としてのフォルダを持っていない、いわば仮想のフォルダである。そして、そこに配列されている「サウンドのプロパティ」とか「フォント」とかいったアイテムは、Winodows のシステム・ディレクトリにある .cpl ファイルへのショートカットにすぎない。たとえば、C:\Windows\System32 などにあるプログラムが、個々のアイテムの実体である。よって、UI を改善するというだけなら個々の .cpl ファイルを作り直せばいいわけであって、それらのショートカットを集めているだけにすぎないコントロール・パネルまで廃止する必要はない。
ということは、要するに UI だけの問題ではなく、個別に .cpl ファイルへリンクするという体裁を止めたいのではないか。もちろん、個々にアクセス可能なファイルとして独立しているのが現状であり、しかも昔のコントロール・パネルには一定の条件を満たせばサード・パーティが開発したアイテムも追加できた。それなりに脆弱な仕様ではあったのだ。