Scribble at 2021-12-21 16:39:28 Last modified: 2021-12-21 16:47:10

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本日は朝から京都まで出張してきた。クライアントが利用されている DC の局舎内でしかサーバへアクセスできないためだ。しかも、そこから更に vSphere で接続を通してから WinSCP などで暗号化通信し、初めてファイルをアップロードできたり WordPress の管理画面へアクセスできる(ていうか、それだけ堅牢さを重視したサーバで動かしてるのが WordPress かよと思わなくもないが)。作業そのものは、少しばかり問題はあったものの、1時間ほどで完了した。

同僚と現地で別れてから、今日は久しぶりに京都の市内を歩こうと思い立った。そこで、六角堂のあたりからいきなり西へ進んで、堀川通を下って西本願寺で休憩してから JR 京都駅まで歩いて、帰路は殆ど所要時間が同じなのに倍くらいの料金がかかる JR で帰ったのである(来るときは JR 大阪から阪急に連絡して烏丸まで乗った)。京都へ来るときは、これまでだと高校の同級生が吉田寮にいたので、たいていは左京区あたりを徘徊していたから、市内の西側は土地勘が殆どない。他に、至成堂という洋書店へ何度か通っていたころも、烏丸から地下鉄でいきなり北大路まで行っていたから、途中で歩くという経験が乏しかったわけである。歩くといつも思うのだが、セコい区画の地域に細々とした店や会社が点在している、或る意味では時間が止まっているようで不気味と言ってもいいが、或る意味ではこぢんまりとして洒脱・洗練という趣も感じる、日本人の一人としても不思議な情緒を覚える街だ。確かにアメリカ人なら原爆をここに落とそうとは思わないだろう。でも、中国人なら落とすに違いない。それが、アメリカが結局は遅かれ早かれ中国に〈負ける〉決定的な理由であろう。

それでも、特にさきほど歩いた堀川通は続々とマンションが林立し始めている(写真は小泉町の交差点で北東を向いた光景)。しかも、20階に満たない中途半端なものばかりで、これではただの田舎町だ。おまけに、2年ほど前にやってきたときは営業していた、七条堀川の谷書店という宗教関連の古書店がなくなっていたのも残念な光景であった。それはそうと、光景と言えば京都で不思議なのが、JR 京都駅の周辺に立っているビルが異様に古くて小汚いのはどうにかならないのかと思う。しかも、堀川通の塩小路アパートという建物が、いつ見てもゴーストタウンのように異様な雰囲気を醸し出しているのも印象が強い。調べてみたら UR で、近いうちに解体されるとのことだが、いつになったら立て直すのか。別に歴史的な意義も建築学的な価値もなさそうビルだし、さっさと更地にした方が観光客の印象も変わると思う。

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