Scribble at 2025-05-21 07:31:26 Last modified: 2025-05-21 18:28:33

NotebookLM の音声概要が日本語での出力に対応したことから、これを WAV ファイルとしてダウンロードできるので、以前から企画していたように Premiere Pro で編集してポッドキャスト仕立てにして配信を始めた。現在、当サイトと PHILSCI.INFO のプラベートな番組と、会社で情報セキュリティや個人情報保護の内容で配信している。

もともとはプライベートな用途だけを考えていたのだが、業務でもポッドキャストを配信することにしたから、オープニングやエンディングの曲を業務用に使うため、SUNO AI は「Pro プラン」にした。つまり、生成した楽曲に商用ライセンスが追加されるプランにしたわけである。ここや PHILSCIl.INFO の番組だけなら非商用だから無償プランのままでもいいが、会社の研修用ともなればそうはいかないだろう。もちろん、そもそも SUNO AI が既存の音楽出版社から訴えられている事実はあるにせよ、それはそれ、これはこれだ。民事とはそういうものである。適切な比喩かどうかはともかく、盗品と分かっている品物でも古物商から盗んでいいわけがない。

それから、業務用の研修としてポッドキャストの形式で配信することで、教材を制作する手間も減ったし、たぶんポッドキャストの方がいいだろうと思う。これまでは動画で研修を配信していたのだが、そもそも業務の研修で配信している動画なんて就労時間外にわざわざ時間を確保して観る人なんていない。メディア・ファイルを置いてある Dropbox の「ファイル・アクティビティ」で各人がアクセスした時刻を見ていると、だいたい業務時間中だ。ということは、真面目に動画を観ている人であれば画面を観ていなくてはならないのだから、スクリーンを占有してしまうことになる。もちろん、何か作業をしながら聞き流していいわけではないが、スクリーンを占有せずに聴いているだけで済むポッドキャストの方が良いはずだ。ただし、何か具体的な画面を示さないと分かりにくいことだとか、絵や図や写真がないと分かりにくいような話題は取り上げにくくなる。なので、スクリーンで画面を操作している状況で説明する必要がある話題は、必要に応じて動画を制作すればいいだろう。いまのところ、情報セキュリティや個人情報保護という分野で、画面を観ないと意味がわからないような語句や話題はないと思う。

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