Scribble at 2024-04-12 08:40:43 Last modified: unmodified

昔から、意外に NHK のニューズ番組で喋っているアナウンサーの声や読み方、それにアドリブっぽいコメントの品質、服装などについて、かなり違和感をもっている。たとえば、メインのキャスターは毎年のように入れ替えているわけだが、『おはよう日本』の「おはBiz」というコーナーに出ている神子田という人物のアホっぽい喋り方は、声が聞こえるたびにインチキ臭い印象があって聴く気がしなくなる。また、女性アナウンサーのスーツなどは、いったい何十年前のコンパニオンなのかと思うような、NHK には出演者の衣装を揃える予算もないのか、あるいは衣装を新調すると自民党や田舎者、あるいは都心の左翼ママから「贅沢だ」とクレームでも入るんだろうか。

それから、本職の発声や発音についても、週末のニューズ番組に出てくる女性アナウンサーで、明らかに声が掠れていて不適任と思えるような人物が何年も前からえんえんと出演していて、交代する様子もない。どういう組織内の裏事情があるのかは知らないが、こういうのを見ても NHK というのは報道とか情報伝達とかジャーナリズムなんてものよりも大切な「何か」がある組織なんだなということが、子供にでも分かるのであろう。それでも民放よりはマシだから観る人はいるわけだが、いまや NHK のニューズ番組でも AI にナレーションさせている事例があるし、おまけにフジテレビのアナウンサーの方が発声も発音も優れた人だっているくらい、本来のアナウンスの質が落ちてきているように思うし、そのうち放送技術の開発だけを担う組織に変質していくのではあるまいか。