Scribble at 2023-01-31 13:52:38 Last modified: unmodified

老眼鏡を使い始めて、もちろん幾つかの困ったことはある。

まず、細かい文字を読むために老眼鏡をいちいちかけなくてはいけない。これがどうにも面倒臭い。近視で子供の頃から眼鏡をかけている人々(僕の連れ合いもそうだ)にとっては、常に眼鏡をかけていることが当たり前かもしれないが、僕のように裸眼で視力検査をしてもいまだに 1.4 くらいはある人間が近くのものだけを見られなくなるというのは、やはり不自然で不愉快なものである。ただ、視力全般に言えることかもしれないが、視力が衰えるといった症状の多くの原因は、いま流行りの「スマホ老眼」にしても、特定の距離のものを見すぎることにあるらしいので、遠くを眺めたり目を休めたりと、要するに筋トレと似たノウハウで少しは改善するらしい。

そして、老眼鏡を使い始めて困るのが、眼鏡をかける位置に変な緊張が生じるからか、鼻の筋肉におかしなこわばりがあるらしく、くしゃみが異様に増えたことだ。おまけに鼻水も出るようになって、花粉症デビューかと思ったのだが、どうもそうではないらしい。実際、出社しているときは殆ど老眼鏡をかけていないので、くしゃみしたり鼻水が出るということが1日を通してまずない。でも、自宅で老眼鏡をかける時間が長い日はくしゃみがたびたび出るし鼻水も多い。これは1年中を通してそういう傾向があったため、恐らく花粉症ではないと思う。そして、どうも鼻毛が無駄に伸びてきて、更に鼻の中で毛が粘膜に当たって刺激しているような原因でくしゃみや鼻水が出ているようにも思う。なんにせよ、これらは全て老眼鏡を頻繁にかけ始めてから起きている。50代に入るまでは、たまにしか使わなかったのが、50代になってからは仕事をしている日中の6時間以上にわたって老眼鏡をかけていることすらあるのがいけないのだろう。

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