Scribble at 2023-12-10 09:44:45 Last modified: 2023-12-10 12:13:02

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ミニマリズムのシンプルなカレンダーをダウンロードできるという投稿が Hacker News に出ていた。でも、大して upvoting されていない。実際にカレンダーを配布しているページに行くと、"download for free" と書かれているのに、ボタンをクリックするとクレジット・カードやメール・アドレスを登録する決済画面が出てくる。これでは、いくら金額を「0」に設定してもいいと言われても気分は良くないな。

だって、メール・アドレスはおろか、クレジット・カード情報なんていう機密で重大な情報を、たかがカレンダーをダウンロードするために氏素性のわからんやつにくれてやる道理など無いからだ。しかも、僕のように自力でこれを遥かに上回る品質のカレンダーを実際に自作して公開までしてるレベルのデザイナー、そして情報セキュリティ担当の人間が、なんでいっときの好奇心だけのためにカード情報やメール・アドレスをくれてやるものか、という感じがするな。実際、Hacker News でも同じような主旨のコメントがついていて、それっきりだ。

そして、これも追加で書いておくことだろうと思うが。僕は来年用のカレンダーは作っていない。実際に1年を通して置いてみた経験から言って、こんなのあってもなくても関係ないわ。必要ならスマートフォンのカレンダーや「ほぼ日手帳」のカレンダー、あるいは自宅で他の場所にある、ちゃんと予定を記入しているもっと大きなカレンダーを見るからだ。結局、「何月何日は何曜日だったかな」という疑問を解決するために2回ほど眺めたことはあるが、それもモノクロで印刷しているために土曜なのか金曜なのかが 0.0x 秒という単位で即断できず、0.x 秒後にはイライラして「ああ、これは使えないな」という結論になった。かといって、僕は土曜日だから青色とか、日曜日だから赤色みたいなアホらしい風習は好まないので、モノクロでもちゃんと曜日が分かりやすいデザインに改善したほうがいいのだろうけど、それ以前に老眼では、もうこんな小さいカレンダーを使うのは無理があるという、僕自身の事情もあって、この手のミニマリズムっぽいカレンダーの運用は辞めることとした。なので、これは他人のために制作していたものではないから、誰かに使ってもらうためだけに2024年版を作って再び公開するなんてことはしない。

ちなみに、僕が土曜日と日曜日の色を変えたりするのが嫌なのは、やるべきことは筋トレであろうと勉強だろうと、毎日同じようにやるのがあたりまえだからだ。よく勉強できない人が「いつ勉強してるんだ」とか聞いてたりするが、誰だろうと1日は24時間であり、東大生だからといって1日に50時間も勉強できるわけがない。要するに勉強できないという人の多くは、単純に「勉強していない」だけだったりするのだ。そして、その原因の典型が、週末だから勉強はお休みにしてゲームしようとか、今日は日曜日だからこれこれをしようという、勝手な理屈である。

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