2021年06月11日に初出の投稿

Last modified: 2021-06-11

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LibreOffice を仕方なく使っていて、これの Calc というソフトが Microsoft Excel に相当する。エクセル・シートをダウンロードして、この Calc で開こうとすると、まず開くのが異様に遅い。だいたい、ファイル・サイズに関係なく開くのに1分くらいかかる。

そのせいなのか、LibreOffice をインストールすると常駐ソフトをスタート・アップから起動させようとするのだが、そういう "fetching" はソフトウェアのパフォーマンスに関するイカサマだと思っている(優良誤認の疑いがある)ので、Adobe 製品にも言えるが、この手のサービスやソフトウェアは一切許容しない方針だ。こんなソフトウェア設計は、「アプリケーション・アーキテクチャー詐欺」と言っていいくらいである。処理の遅いソフトを遅く感じないように誤魔化すテクニックの元祖・総元締めは Apple だが、いまや世界中でスクリプト大好きなガキどもがこういうテクニックばかり真似て、まったく数学の勉強をしようとしない。そもそもアルゴリズムのまともな勉強をしていれば、処理の限界などちゃんと形式的に明解な答えが出るし、対処にも限界があることだって分かる。われわれカスタマーにしても、コンピュータの性能には限界があり、そしてソフトウェアの処理にも限界があることを弁えた上で使うべきであって、たかだか20万円くらいで買える民生品にできることなど、人が生きる上で役立つ範囲なんて知れていると自覚すべきだ。遅いものは遅い。時間がかかるものはかかる。これらは同じ意味ではないが、どちらであれ誤魔化されると単純に腹が立つ。限界は限界、無能は無能でしかないという事実から出発しない限り、人のやることに向上や進歩などない。

さてファイルを開く点でもこれだけのことが言えるわけだが、それに加えて LibreOffice の Microsoft Office に対する互換性や再現性の貧弱さは、これが無料スイートの定番なのかと辟易させられるくらいの品質である。一例として、或るエクセル・シートを開いた画面(背後)と、これを僕の自宅のプリンタで印刷するときのプレビュー画面(前面)のキャプチャーを出しておく。プレビューではシートの右半分が何の理由もなく隠れており、しかも「1ページ」という領域にシートの全てを印刷するための必須機能である拡大・縮小というオプションがないし、「1シートに全てを印刷」するといった選択もできない。これでは、プレビューがプレビューとして正しい限り、右半分が切れたページが出力されると躊躇する人が多くいても当然だろう。

しかし、LibreOffice Calc の印刷機能は、実はそれどころの話ではない。実際にこれを印刷すると、A4 の紙の中央(3cm 四方)くらいに表の3列×3行ぶんくらいが印刷されるだけなのだ。なんだこれは? どういうバグなのかという以前に、もう当サイトでは繰り返して指摘するのも面倒になってきた話だが、ソフトウェアの開発者として、自分たちが公表するソフトウェアで実際に文書を印刷してみたことがないのだろうか。ウェブサイトにしても、ソフトウェアにしても、とにかく最近のガキは CI サービスから自動でコンパイルしたコードとか、自動で吐き出したスタイル・シートの圧縮コード(余分な改行やスペースを除去しただけの子供騙し)とかを吐き出すがままに他人に使わせたりサイトに実装して、得々としている。まさにウンコを垂れ流しながら歩く幼児のようだ。

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