2018年12月31日に初出の投稿

Last modified: 2018-12-31

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アマゾンでは、どういうキーワードで洋書を検索しても常にこういうガラクタが引っかかる。もちろん画像ですぐに分かるとは言え、フィルタリングするには、検索するたびに "-Independently" という排除条件を追加しないといけない。この手の「出版」物はアマゾンの自費出版サービスを使っているので、出版社が "Independently published" になっているからだ。

もちろん、この条件で排除すると自費出版の著作物は全て無視されてしまうのだが、排除せずに救い出せる「まともな著作」など本当にあるのか。そして、それをわれわれが探し当てなくてはいけない道理などない。そういう骨の折れるタスクは学者の義務である。その代償としてわれわれは学者に権威を与えており、権威の源泉はそういう馬鹿げたタスクに人生を費やしていることへの報いでもある。われわれが「伝統」なるものを皇族へ強要する代償に、彼らを象徴として奉っているのと同じだ。僕が当サイトで学術研究者の見解を素人のそれに優先して唱導している「権威主義」とは、かように非人道的ともなりえるシステムなのであって、それゆえどのような状況や条件においても実装・支持しうる制度ではない。

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