Scribble at 2020-10-12 12:31:47 Last modified: 2020-10-12 12:42:29

久しぶりに梅田の丸善へ行ってきた(「丸善xジュンク堂」は長いので省略)。もともと連れがオンラインで取り置きを予約した本の受け取りに行ってきたのだが、他にもいくつか見ておきたいジャンルが僕もあったので、会社の帰りにジュンク堂の大阪本店や天満橋店へ立ち寄るのとは違った本もあろうと思って期待した。実際、目当てのジャンル(アメリカの政治史と行政学)については、良い本が幾つかあった。ただし、購入して手元に留め置く程のテーマでもないから、たぶん実際に読むとすれば図書館で借りる方がいいと判断している。

茶屋町の丸善に来たときは、たいてい最上階から順番に降りて色々な棚を物色する。もちろん全ての棚を見ている時間はないので、途中から急ぎ足で一部の棚しかみないし、地下の漫画は連れが見たいときを除けば行かないのだが、一部だけでも見て回る値打ちがある規模の書店だ。自宅や会社からは頻繁に行ける場所ではないから(堂島と茶屋町は、どちらも JR なら大阪駅で降りるのだが、それぞれ正反対にあるので意外と遠い)、せっかく来たときは可能な限り色々と見て回りたいものである。とは言え、このところの事情もあって混雑した場所で長く滞在するのは感染のリスクが上がるため、いつもなら6時間以上も滞在するけれど、今回は2時間くらいで辞去した。

とは言え、冒頭で述べたようにアメリカの歴史と行政学・財政学の棚は見たし、他にも洋書の棚は必ず見ているので立ち寄った。一時期と比べて分野別の専門書の棚は訪れるたびに規模が縮小されている。もう既に「専門書」と呼べる本が置かれているのは、二列ほどになった。しかも一列は半分が自然科学の棚で、半分は専門書とは言えない本が置かれているから、実質は 1.5 列ぶんしかなくなっている。この様子では、あと数年もすればすべての棚がジャパニーズ・アニメの翻訳と小説、それからアウトレットのつまらない写真集しかなくなるのは目に見えているのだが、仕方ない。梅田の書店、しかも茶屋町あたりの専門学校の生徒が洋書の専門書を読むとは思えないし、サテライトの大学キャンパスに来ている大学生ですら、洋書を読むのはもともと一部の人間だけである。勤め人にしても、僕はたまたま興が乗って John C. Maxwell の "The 21 Indispensable Qualities of a Leader: Becoming the Person Others Will Want to Follow" などを買ってみたり(いちおう企業人なので)、VSI の Racism(今年に入って第二版が出た)を買ったりしているが、こういうものを読むのは能力とは関係なく少数派だろう。

それから帰りがけに、これも久しぶりなのだが飛天あるいは MBS の北にある「くら寿司」で昼食をとった(もう「飛天」と言っても通じない人は増えたようだが)。僕は回転寿司の店に入ると、どういうわけか真っ先にコーンの軍艦巻きを頼んでしまう。今回は全部で15皿ほど食べたのだが、コーンの軍艦巻きだけでも4皿くらい食べている。他に、イカは旨いのだが、マグロは筋が多くて辟易した。その他、あれこれと食べて満足した。結局、昼にかなり食べたせいか、連れも僕も夕飯を食べずに寝てしまったほどだ。

そういえば、梅田に行ってきた用事がもう一つだけあったのだった。それは、「ほぼ日手帳」の来年版を買うことだ。これも、Loft で買ってから他にも色々と物色して、愛用している Signo 307 の 0.38mm の替え芯とか(0.5mm や 0.7mm の替え芯を置いている店は多いが、0.38mm は少ない。僕は、ほぼ日手帳だけに使っているので、頻繁に替え芯を買うわけではないのだが、それでもなくなると困るので、定期的に買い足している)、メモ帳を買ってきた。あと、ブック・カバーとして使っているデザイン・ペーパーも、表面加工した薄いものを3枚ほど買った。

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