Scribble at 2025-01-05 17:19:39 Last modified: unmodified

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上場企業の経営陣による自社株買収(MBO)で株式が非公開化されるケースが増えている。2024年は11月までに計18件と過去最多水準に上った。資本市場改革などで強まる投資家からの圧力を避ける狙いがあり、25年もMBOを決断する企業が相次ぎそうだ。(市川大輔)

永谷園やスノーピークも、経営陣の自社株買いで株式非公開化…「投資家の圧力」回避で最多水準

ここでは何度か、株式を上場することだけが企業の「成功」でもなければ中期的な目標でもないと言っている。どのみち会社法上の法人は「社員」(出資者)のものであって、株式を上場していようがいまいが会社は所有者のものであって従業員のものではない。しかるに、所有者の目標によって株式を上場させるかどうかは決めたらいいわけで、株式の上場は資金を集める一つの手段でしかなく、もちろん会社が株式を上場していないからといって違法なわけでもないし、上場企業でないという事実だけで「二流の会社」だというわけでもない。

しかし、株式を上場することには多くのメリットがあり、一つは明らかに資金を集められることにあるが、もう一つは敢えて公開会社とすることによって外部からの牽制を受けることにも一定の効用がある。つまり、公開企業には色々な責任が伴うわけで、それを自社のガバナンスに利用することができよう。端的に言えば、資本関係や資金の使い道を公表する必要があるため、役員を初めとする経営陣の浪費を牽制したり、あるいは反社との関わりを拒む建前にも使える(とは言ってもヤクザは上場企業から金を吸い上げる方法など半世紀以上も前から駆使しているわけだが)。これをして、品行方正な組織であることを自他ともに認めさせる手立てとなりえるわけだが、昨今は上場企業に限って「おいた」がすぎると言えなくもない。上場企業というだけで従業員が夜郎自大となってしまっては、牽制もくそもない。

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