Scribble at 2023-03-27 11:46:32 Last modified: 2023-03-27 11:59:49

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今月の請求料金の予測が AWS の Cost Explorer に出ている。おおよそ $10 だから円建てだと1,400円ほどとなっている。csh / tcsh のネイティブな実行環境として使っているだけだから、httpd どころかメール・サーバすら建てていないインスタンスなので、t3.micro だけの料金ではあるけれど、いちおうこれだけはかかる。

まぁでも、クレジット・カードの決済というハードルはあるにしても、中高生が小遣いで運用できるくらいのコストだとは思う(ていうか貰うんじゃなくてバイトしろ、バイト。こんなもん、いまのバイトの時給なら1ヵ月に1時間しか働かなくても稼げるじゃん)から、この程度を自分で準備せずにプログラミングとかサーバやネットワーク通信の勉強がしたいとか言ってる大学生は、はっきり言って体裁を取り繕ってるか、誰かに教えてもらったり本を読むだけでエンジニアになれると錯覚してる未熟な子供ということになるだろう。やりたいことがあれば、とりあえず自分の手におえる範囲で始めてみたらどうなのかという気がする。僕が、何年も前からしつこく「学校でプログラミングを教わってるようではだめだし、そもそも意欲を持ったり技術を身に着ける時期に早いとか遅いとかはあんまり関係ないんだ」と言っている理由は、こういうところにもある。情報の授業で教わるとか、大学の CS 学部で博士号を取るとか、そんなもん学問や事業で自分のやりたいことを成し遂げるための必要条件じゃないのに、なぜかみんなそういう「様式美」が好きなんだよな。なるほど、僕が言っている「権威主義」という理由なのかもしれないけれど、僕は選択とか比較の際に基準として言っているのであって、自分が何をしたいかとか、そのためにプログラミングを学ぶべきかどうかなんて、そんなもん権威と関係ないじゃん。自分でどう思うのかが全てだろう。

自分でまかなえる小さな範囲からスタートする準備は、何も難しいことではない。それに、そもそもこんなことは優れた事業を立ち上げたり巨大企業に成長させたり、あるいは「よい仕事」をするための必要条件でもなんでもないのだ。ジョブズのガレージ起業とか、いまだにアホみたいに神話として語ってるコンサルとかデザイナーとかがいるけど、あんなのアメリカでは当たり前なんだって。あれはガキがレモネードを自宅の庭で売ってるのと同じことやってるにすぎないのであって、そこから Apple のような企業に成長させたというプロセスの方が大事なんだよ。ガレージで起業するとか、そんなことはどうでもいいの。パパにもらったお小遣いで、財閥の御曹司がヒルズに部屋を借りて起業してもいいの。そんなことは本質じゃないんだよ。

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