Scribble at 2022-05-06 19:36:08 Last modified: unmodified

6日午後3時55分頃、東京都台東区寿の解体工事中の5階建てビルで、地下1階で止まっていたエレベーターが突然、同2階まで落下した。この際、上方から落ちてきたワイヤと部品が、エレベーター上で撤去作業中だった50歳代の男性にぶつかり、男性は体全体を強く打って、搬送先の病院で死亡した。

解体中のビルでエレベーター落下、ワイヤと部品がぶつかり作業員死亡

確か、先週も作業現場のエレベータが落下した事故があったはずだ。実は、僕はあまりエレベータを信頼していない。乗り込む瞬間に落下し始めてエレベータとフロアの床に挟まれて身体が切断されるとか、乗っている最中に落下し始めて最後の数秒に何を考えるか、といった強迫観念が拭えなかった時期があったほどだ。もちろん、落下に備えて色々なリスク対策や器具が備えられているエレベータ〈も〉あるが、法令で要求される水準を超えた対策をビルの管理会社が採用し整備するわけもないので、最低限の設備しかない筈である。いまのところ、エレベータを使う機会は会社への往来に限られるから、さほど頻繁に心配するようなチャンスはないから大して気にはならないし、そもそも昔に比べてエレベータを怖がったりしない。上記の事故にしても、男性は籠が落下した衝撃で亡くなったわけではないし、1階ぶんの高低差で落下したくらいでは(幼児や高齢者はともかく)たいてい人が死んだりしないだろう。

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