Scribble at 2022-11-01 09:40:13 Last modified: unmodified

どうも最近、クリックしても反応しないことがあるんだよね。ウェブ・ページのボタンだろうと、テキストのアンカーだろうと、あるいはデスクトップのショートカットだろうと、まず初回は何も反応がなくて、何回かクリックしないと反応しないことが増えた。

考えられる理由は幾つかある。僕は、自分でも少しは自覚しているのだが、マウスの左クリックを正確に実行していないようだ。まっすぐマウスのボタンを右手の人差し指で押下しているつもりでも、実際には右下の向きへ力を加えているらしい。それでも、ボタンが「カチッ」と音は出すのだから、物理的にはボタンの機構を働かせているはずだ。しかし、そういう偏った力の入れ方をするために、必要なだけの圧力をボタンの機構に加えられていないのかもしれない。

こういう傾向が増えてきた当初は、スマートフォンでも(これは老化のせいだと思うが)タップに反応しなくなったので、一緒くたにして「やっぱりバーチャルな UI なんてクソだよな。物理ボタンがいちばんだ」と憎まれ口を叩いたものだったが、もちろんこれは誤りだ。ウェブ・ページのボタンだろうとデスクトップのショートカットだろうと、それを動作させている元々のマウスのボタンこそが物理ボタンだからである。

ということで、最もありえそうな原因は「耄碌」という一言に尽きるわけだが、そう言っただけで済ませるわけにもいかない。耄碌したならしたで、何を想定してふるまわなくてはいけないのかを検討し実行するべきであろう。しょせん成果がすべてだ。耄碌したうえで凡人の5倍の生産性を維持していればいいだけの話である。となると、指を正確に動かす工夫が必要だろうし、マウスのボタンを押したりスマートフォンの画面をタップする圧力が弱いという前提でふるまうべきかもしれない。

  1. もっと新しいノート <<
  2. >> もっと古いノート

冒頭に戻る


※ 以下の SNS 共有ボタンは JavaScript を使っておらず、ボタンを押すまでは SNS サイトと全く通信しません。

Twitter Facebook