Scribble at 2023-06-06 10:04:24 Last modified: 2023-06-06 12:11:48
何か自分自身にとってすら満足のゆく成果を上げたいということであれば、どう考えても企業で言う「選択と集中」しかないと思うんだよね。人が万能でない以上、できることには限りがあるわけで、どれほど数学が得意で好きでも、全ての数学の分野を学んで成果を上げるなんてことはできない。それは、ゲーデルやエルドスやシェラハといった数学の大家であっても同じである。
こう考えると、たとえば上のようなオンライン・サービスを親に契約してもらって、小学生が暇さえあればこのサービスだけを利用して辞書を読み漁ったり、あるいは「新編 日本古典文学全集」を通読していたとしても、そんなことで「知識が偏る」とか、何らかの異常な人間に育つなんてことを心配するのはおかしいと思うんだよね。