2022年06月28日に初出の投稿

Last modified: 2022-06-28

添付画像

Sorting algorithms visualized using the Blender Python API.

Sorting-Algorithms-Blender

この手の計算理論でお馴染みのアルゴリズムをビジュアル化したという話は、非常に申し訳ないんだけど15年くらい前からでも GIF アニメーションで作ってる人がいたんだよね。たぶん実際にはもっと前からでもグラフィックスを作ってる人はいるのだろう。

PHILSCI.INFO で公開してる落書きも読んでる方なら、僕が何を言いたいかは既にお分かりだと思うのだが、結局のところこんな画像やイラストが何になるんだろうな。これを元に、つまりビジュアルなセンスによって新しいアルゴルズムを考案した人が一人でもいたのか。それとも、そういうチャンスを期待して作ったり公開してるんだろうか。果たして、こういう「作品」が、数値の配置や規則性についての興味本位な視覚化に過ぎないと切り捨てられないだけの何か強力な趣旨や動機や意図を支えに、続々といつまでも作り続けられてゆくのだろうか。

同じく、しょーもないレベルの情報アーキテクトが(日本にもいたよな。すっかり誰も名前すら覚えてないけど)、IT ベンチャーの力関係や何かの基準で分類したポジショニングを地下鉄の路線図として描くなんて馬鹿げたことをやり続けていたけれど、もうそんなの誰も興味ないから、僕の印象では5年くらい前を最後に IT 関連のメディアですら紹介しなくなった記憶がある。まぁ、もっとも、そういうのを紹介してた TechCrunch なんかもメディアとしてオワコンとかなんとか言われるまでもなく、日本版は消え去ってしまったわけだけど(そして、あんな下らない路線図なんぞ、読売新聞や毎日新聞のサイトで紹介されるとは思えない)。で、それで日本の IT やネット・ベンチャーの情報について何か重大な欠損とか情報の偏りとか、少しでも起きてるかい? そんなことぜんぜんないよね。要するに、あのレベルのメディアなんてあってもなくても同じだったんだよ。いま読売とか毎日とか既存のメディアを引き合いに出したけれど、これを悪い「権威主義」だと思ってるなら、どうぞそれに負けない何かを生み出してくださいとしか言いようがない。でも、たぶん life hacker とか WIRED とか、横のものを縦にするしか能がない、明治時代からこのかた大学や企業の研究所で延々とやってきたことと同じ猿真似を繰り返しているだけのメディアも、結局は読売や朝日と同じ「権威」の一部を、ワイドショーに出てくる芸人ごときが「コメンテーター」と称して手軽な文化人ヅラしてるのと同じで、コピペ同然の手軽さで欲しがっていただけだ。でも、そんなイージーな手段で権威を手にできるなんてありえないし、そもそもそういう発想自体が的外れだ。もはや、インターネットの時代ですよ? あんたら「翻訳家」なんていなくたって、有能な人間は最初から英語で学び、考え、生活したり仕事をしているのだ。

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